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【Study:大阪関西国際芸術祭 2025】船場エクセルビル会場の会期を、好評につき、10月13日(月・祝)まで延長します。

update:
株式会社アートローグ


大阪関西国際芸術祭実行委員会(株式会社アートローグ内)は、「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」の会場のひとつである船場エクセルビルでの展示を、10月13日(月・祝)まで延長することを決定いたしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28825/134/28825-134-ba5501715856c7a7e8ab9b037a6589af-1095x1309.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「Re: Human─新しい人間の条件」がテーマの展示

本芸術祭のスタート時から中心的な会場の一つとなっている「船場エクセルビル」は、1970年開催の大阪万博の前年の竣工のオフィスビルで、高度経済成長時代の大阪の産業を支えた、本町エリアに位置します。この会場の見どころを改めてお伝えします。
https://osaka-kansai.art/products/venue-semba-ex

この会場では「Re: Human─新しい人間の条件」をテーマに、次世代のキュレーター岸本光大による展覧会を行っています。

関西拠点の美術家集団〈The Play〉への参加や、前衛芸術運動〈フルクサス〉との交流もあった、滋賀県出身のシュウゾウ・アヅチ・ガリバーが、身体と存在のありよう、生命と記号の関係性を問い直します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28825/134/28825-134-e64db83add2c1a5adeacf743c2baf0b7-3600x2400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シュウゾウ・アヅチ・ガリバー《甘い生活/乙女座》

また、今回、夢洲の万博会場内にも大型のパブリックアートを展示している金氏徹平が、「人間のパビリオン」「こどものパビリオン」「抽象彫刻のパビリオン」などの作品をフロアいっぱいに展開しています。他にも大阪生まれの石原友明による身体性を意識したインスタレーション、兵庫生まれの吉田桃子らの作品が展開されています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28825/134/28825-134-be84dc60785026516ead60b5f0d85dec-3600x2400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
金氏撤平《抽象彫刻のパビリオン》《海のパビリオン》他

さらに、1970年万博との接続という視点で、大阪生まれの川田知志は岡本太郎のパブリックアートにインスパイアされた《太郎の色とカタチ×パブリック》という作品を展示。畑 祥雄+江夏正晃+江夏由洋のコラボレーション作品《奇跡の森 EXPO ’70―生成AIによる映像Ver.2(映像インスタレーション)》は1970年の大阪万博がモチーフ、前回の大阪万博のあと、更地になったところに都市公園が建設されました。この公園が現在の「万博の森」となり、生物多様性が復元されていく50年後(2070年ごろ)の「万博の森」の未来をAIによって映像化しています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28825/134/28825-134-8037357b7a065920c2ddf195b03eed7b-3600x2400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
川田知志《太陽の色とカタチ×パブリック》


そして、最上階では、西成エリアで、地元の人や旅行者も自由に参加できるイベント、セミナーを毎年80~100も開催している市民大学である「釜ヶ崎芸術大学」が、特別展示をし、さまざまなイベントを展開しています。

ぜひ、会期延長になった、船場エクセルビルを訪れて、他の会場である、西成エリアの喫茶あたりや(第4章:変容する街でのアートの可能性)、万博記念公園に位置する国立民族学博物館の「のん Ribbon展 怪しくて、可愛いもの。-群れる-」(第7章:コラボーレーション)、大阪文化館・天保山「リシェイプド・リアリティ」展(第2章:人・命への考察)、そして夢洲・大阪万博会場での「EXPO PUBLIC ART」(第1章:多様なる世界へのいざない)など、Study:大阪関西国際芸術祭 2025の全ての会場を巡ることで、1970年から現在、そして未来の大阪をアートで体感してみてはいかがでしょうか。

第5章:東西南北、文化の交差する街「Re: Human ─ 新しい人間の条件」展
●会期:2025年4月11日(金) ~ 10月13日(月)
※会期延長決定!(8月下旬以降、一部展示作品に変更があります)
●開館時間:13:00 ~ 19:00(最終入場は閉館30分前)
月曜休館日(祝日の場合は翌火曜)
●アーティスト:
石原友明/金氏徹平/釜ヶ崎芸術大学/川田知志/金サジ/シュウゾウ・アヅチ・ガリバー/畑 祥雄 + 江夏正晃 + 江夏由洋/吉田桃子
●チケット:入場には展覧会パスポートまたは単館チケットが必要です
チケット情報はこちら:https://osaka-kansai.art/pages/ticket
●会場:船場エクセルビル ※2階受付(大阪府大阪市中央区久太郎町3丁目2−11)
●アクセス:
大阪市営地下鉄 御堂筋線 「本町」駅 11番出口より徒歩4分
大阪市営地下鉄 堺筋線 「堺筋本町」駅 10番出口より徒歩8分

Study:大阪関西国際芸術祭 2025 第5章:東西南北、文化の交差する街「Re: Human ─ 新しい人間の条件」展

これからの人間とは何か。変わるもの、変わらないものとは何か。そして未来の私たちはどうあるべきか。テクノロジーの急速な進化、グローバリズムの功罪、絶えず揺らぐ価値観の中で、生と社会を見つめ直し、新しい「人間らしさ」の可能性を探ります。 未来を夢見た過去と、過去を問い返す未来。--ふたつの大阪万博の間に広がる時間の海で、世代を超えたアーティストたちの映像、写真、彫刻、絵画、インスタレーションや芸術実践を通して、人間の本質をめぐる静かで鋭い問いかけの船旅へと誘います。

参考記事
遠山正道×鈴木芳雄 連載「今日もアートの話をしよう」vol.43 岸本光大@Study : 大阪関西国際芸術祭 2025
https://r100tokyo.com/curiosity/talk-art/250602/

「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」とは

Study:大阪関西国際芸術祭は、「アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭」です。「ソーシャルインパクト」をテーマに掲げ、文化芸術による経済活性化や社会課題の可視化を目指しています。私たちは、大阪・関西万博を見据え、2022年より大阪を舞台に過去3回にわたり検証を重ねてきました。 万博年を迎える本年、24の国と地域・93組のアーティストが参加し(6月8日時点)、大阪・関西万博と大阪一帯をつなぐ役割を担う芸術祭として、万博開催期間中に展開されます。会場は夢洲の万博会場内外に広がり、安藤忠雄設計の大阪文化館・天保山やうめきたエリア、西成エリア、船場エリア、松原市、70年万博開催の万博記念公園内の国立民族学博物館、及び「Study × PLAS : Asia Art Fair」の会場である大阪府立国際会議場(いずれも黒川紀章建築)など、大阪を象徴する各地で展開いたします。 本芸術祭は、18カ国の大使館・領事館等の協力や後援を頂いており、ドイツ、韓国、EU(欧州連合)などの国際機関と連携したアートプロジェクトを展開することで、グローバル規模での新たな対話と発見の場を創出します。 158カ国・地域と9つの国際機関が参加する大阪・関西万博開催の機会に、関西発の文化芸術を世界に向けて発信し、文化芸術による経済活性化や社会課題の可視化を目指してまいります。
https://osaka-kansai.art/

■会社概要
株式会社 ARTLOGUE(株式会社アートローグ)
・代表者:代表取締役CEO 鈴木大輔
・本社所在地:大阪府大阪市北区
・設立日:2017年7月7日
・事業内容:「Study:大阪関西国際芸術祭」の企画・運営 / WEBメディア「ARTLOGUE」「Art Tourism」など企画・運営

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