
株式会社光響はこのたび、当社が取り扱うビームプロファイラ製品の選定・活用に役立つ技術解説資料を新たに作成し、技術資料無料公開サイトを開設いたしました。レーザーのビーム計測をより適切かつ効果的に行いたいユーザーに向けて、製品の選定基準や測定条件に関する実践的な情報をまとめた内容となっています。
ビームプロファイラは、レーザーの出射ビームの断面形状や強度分布、ビーム径の変化などを可視化・数値化する測定機器であり、開発・製造・品質管理におけるビーム特性の評価に不可欠です。用途や測定対象の波長、ビーム径、出力レベルに応じた製品選定が必要になります。
今回公開した技術資料は以下の4点です。
「最大レーザーパワー密度の算出方法とアッテネータセットの選定」
レーザーのパワー密度やパルスエネルギー密度の求め方を解説し、ビームプロファイラでの測定時に必要な減衰手法として、NDフィルターやビームスプリッターの選定・活用方法を紹介。
「微小ビーム径測定技術と測定可能最小ビーム径の考え方」
微小ビーム径測定光学系(BE)使用の有無による最小ビーム径の違いや測定限界に関する技術的背景を紹介。
「高出力レーザー(グリーン/ファイバー)対応プロファイラの選び方」
金属材料の溶接・切断・マーキングに活用されるファイバーレーザー、半導体向け微細加工に活用されるグリーンレーザーを加工材質の吸収率、レーザーのビームスポット径の観点から解説し、高出力レーザー加工機にも対応したビームプロファイラの紹介。
「深紫外線対応ビームプロファイラの紹介」
紫外線(UV)の波長帯ごとの分類と深紫外線(DUV、200~315 nm帯)光源の特徴、用途を解説。従来のイメージセンサでは感度が落ちる390 nm以下の光に対しても、高感度の測定を可能にしたビームプロファイラを紹介。
当社では、測定対象となるレーザーの波長・ビーム径・ビームパワーやカメラ・光学系の要否、設置条件などに応じて、最適なビームプロファイラ製品および測定ソリューションをご提案しております。技術資料とあわせて、ご要望ございましたら下記までお気軽にお問い合わせください。
■ 技術資料公開サイト
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49537/225/49537-225-7bcc01b771bcba35500d377cf0f7273d-539x205.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
https://www.symphotony.com/products/laseview/bp-technical-sheet/
■ お問い合わせ先
株式会社 光響 レーザープロセシング部
担当:滝澤
お問い合わせフォーム:https://www.symphotony.com/laseview_contact/
Tel : 080-8841-1453 (平日9時~18時、土日祝日は除く)
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