
日機装株式会社(本社:東京都渋谷区、以下「日機装」)は、連結子会社グループである
Clean Energy & Industrial Gasesグループ (本社:米カリフォルニア州 テメキュラ、以下「CE&IGグループ」)が、ShellおよびFOCOLホールディングスの子会社が設立する合弁会社NPGと、バハマ・ナッソーにおけるニュー・プロビデンス・ガス・プロジェクト向けに、液化天然ガス(LNG)再ガス化システムの提供契約を締結したことをお知らせします。
このプロジェクトは、クリフトン・ピア(バハマ・ナッソー島に位置する港湾・発電施設エリア)での追加発電を支えるLNG受入ターミナルの建設を含んでいます。従来ディーゼルを使用していたガスタービンを新設・改修し、LNGを燃料として供給することで、低炭素インフラの実現を目指しています。
CE&IGグループは、LNG再ガス化パッケージシステムの製造・納入に加え、プロジェクト支援のためのエンジニアリングサービスも提供します。
■LNG再ガス化パッケージシステムについて
今回提供するLNG再ガス化パッケージシステムは、モジュール式ポンプスキッドに設置された高圧サブマージド遠心ポンプ、ガス加熱式ウォーターバス気化器、関連する電力供給・制御システム、CE&IGグループの真空二重管構造を採用した断熱配管、現地で必要となる重要な補助機器一式を含んでいます。1日あたり5,500万スタンダード立方フィートのガス処理能力を有し、モジュール化・標準化された設計により、システムの導入にかかる時間とコストを抑えることができます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17014/108/17014-108-d0970611c7d4bc29be9192f16a944c62-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【LNG再ガス化パッケージシステム イメージ】
■CE&IGグループ プレジデント兼CEO エイドリアン・リッジのコメント
「CE&IGグループのLNG発電ソリューションは、世界でも特に遠隔地で天然ガスによる発電を可能にする重要な機器を、設計・製造・設置・保守まで一貫して提供できることから、お客様に選ばれています。私たちは、あらゆる規模のプロジェクトにおいて迅速な納入と設置を実現し、信頼できるパートナーとしての実績を積み重ねてきました。今回のプロジェクトは、NPGのような企業が低炭素型発電の拡大を目指す際に、極低温機器がいかに重要であるかを示す好例です。」
CE&IGグループについて(URL: https://www.nikkisoceig.com/)
日機装の連結子会社グループであるCE&IG グループは、世界中で極低温機器・ソリューションを提供するリーディングカンパニーです。低炭素エネルギーや産業ガスに対する市場の変化に対応し、革新的な製品と協働型のソリューションでニーズに応えています。グループ全体で20カ国以上に拠点を持ち、1,800名以上の従業員を擁しています。
<日機装 会社概要>
会社名: 日機装株式会社
本社所在地: 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー22階
創業: 1953年12月26日
代表者: 代表取締役 社長執行役員 加藤 孝一
事業内容: 産業用特殊ポンプ・システム、医療機器、航空機部品等の製造・販売
URL: https://www.nikkiso.co.jp/