
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109539/54/109539-54-7e90f55afdb655a1f2646edc106bf7c2-920x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ディスレクシアは知的発達に関係なく、文字の読み書きに困難を抱える学習障害(LD)です。
日本語では日本の人口の8%程度いることがわかっています。(※1)
ディスレクシアだと公表している著名人は、俳優のトム・クルーズさん、映画監督のスティーブン・スピルバーグさん、落語家の柳家花緑さんなど世界各国にいます。英語では10人に1人の割合でいることが知られています。
ディスレクシアは、見た目では判断がつかないため、家庭や学校で気づかれにくいのが現状です。学齢期の早い段階から周囲が認知し、支援や配慮を受けられる環境を整え、個人に合った学びの方法を確立することが重要です。
読み書き困難な状態なまま学年が進むと、学びが深まりにくいだけでなく、授業についていけないことを苦痛に感じたり、「なんでできないの」と心ない言葉をあびたりすることがあります。自己肯定感が低下して、二次障害や不登校につながることもあります。(※2)
正しい理解やサポート体制が社会全体に根付くよう、国内でディスレクシア支援に関わる6団体が連携して、10月をディスレクシア月間とするキャンペーンを行います。(※3)
※1 発達性ディスレクシアは、日本語で8%(Uno et. al. 2009. Reading and Writing. )。日本語話者において英語で困難さが顕著に出る人は少なくないがその統計は現在ない。生まれつきのディスレクシアは、正式には「発達性ディスレクシア」と呼ばれる。広く知っていただくために、この活動では「ディスレクシア」と表現している。
※2 小・中学校の不登校は346,482人(「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」文部科学省 令和5年度)
LDの35%が小学校で、60%が中学校で不登校を経験する。(鳥取県の調査では不登校児童の約35%、不登校生徒の約60%が学習障害であることが示されている。(小枝 2002))
※3 海外でも10月にディスレクシア啓発キャンペーンが行われている。国連でディスレクシアの日を10月に制定する働きかけがある。
ディスレクシアを多くの方に知っていただくために
認定NPO法人エッジ ・ 大阪医科薬科大学LDセンター・NPO法人全国LD親の会・一般社団法人日本LD学会 ・日本発達障害ネットワーク ・発達性ディスレクシア研究会による、ディスレクシア月間2025実行委員会が、ホームページを開設しました。各団体で10月にイベント・講座・学会開催や図書館等への働きかけ、SNSシェアを展開します。ディスレクシア月間2025 ホームページ https://alljapan-dx2025.hp.peraichi.com/top
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ディスレクシア月間2025に参加登録していただくと、活動に使えるロゴ、チラシ、ディスレクシアがわかる資料をダウンロードできます。登録者は前夜祭・後夜祭に参加できます。登録は無料です。
ディスレクシア月間2025 に参加する(Peatix) https://dyslexia2025.peatix.com
ディスレクシアのことを、友人との茶話会、PTA・職場・サークルなどの集まりで話題にする、近くの図書館に働きかける(ディスレクシアに関連した図書展示、チラシを貼る等)、ご自身のSNSで発信するなど、身近な行動を大きな力にしていくキャンペーンにしたいと考えています。また、多くの団体や図書館が自発的にディスレクシア月間にちなんだ展示、関係図書の棚や講演会を企画しています。ぜひご参加・ご賛同をよろしくお願いします。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109539/54/109539-54-493fabe92d36da6b0aff1584335363b8-119x103.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【認定NPO法人エッジ】
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
会長:藤堂栄子
設立:2001年10月
HP:https://www.npo-edge.jp/
認定NPO法人エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。
ディスレクシアの人がいきいき暮らせる社会にするために、正しい情報の啓発活動、支援者養成、当事者ネットワークづくりを軸に活動しています。ディスレクシアは、知的発達に問題はないが、読み書きが正確にすらすらとできない学習障害です。
会長の藤堂栄子は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法、読書バリアフリー法などの法律に携わっています。