ワンちゃんにも「気まずい」という感情があるようです。床に散らばったご飯のそばで、どこかばつの悪そうな表情を浮かべているのは、11歳になる柴犬・こたろうくん。
飼い主さんのつぶやきによると、どうやら「食べ方がヘタすぎる」ことが原因であるもよう。「すみません……」という心の声が聞こえてきそうなたたずまいが、見る人の同情と笑いを誘っています。
飼い主さんに話を聞くと、写真は晩ご飯の時間に撮影されたものとのこと。「そろそろ食べ終わったかな?と様子を見たら、エサが床に散らばりまくっていました」と当時の状況を語ります。
実はこのような光景、飼い主さん宅ではたまに起こることだそうで「もともと食べムラがあるので、ドライフードの上に味をつけていない肉を焼いたり茹でたりしてのせるのですが、特に美味しいトッピングの時はものすごい勢いで食べるので散らかるみたいです」と飼い主さん。
つまり、「ご飯が美味しすぎて、勢いがつきすぎてしまう」……そんな幸せな理由で起こる食卓のハプニングだったのです。
この状況に飼い主さんは「周りが汚くなりすぎていて思わず笑ってしまいました自分でやったくせに憮然とした顔をしていたのも面白かったです」とコメント。愛犬の小さなドジも、長年連れ添う家族にとっては“かわいい癒やし”のひとつであるようです。
11年という月日を重ねても、どこか不器用で愛嬌たっぷりなこたろうくん。その姿は、まるで「うまくできなくてもいいんだよ」と教えてくれているかのよう。今日もきっと、こたろうくんはマイペースにおいしいご飯と格闘していることでしょう。
もう11年も犬として生きているのに食べ方がヘタすぎる pic.twitter.com/EYom6vJ9VN
— こたろうくん (@kotaro_chang) October 6, 2025
<記事化協力>
こたろうくんさん(@kotaro_chang)
(山口弘剛)