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「仕掛学」を活用したインフルエンザ予防接種啓発活動の実施について

update:
KMバイオロジクス株式会社


明治ホールディングスの医薬品事業会社であるKMバイオロジクス株式会社(本社:熊本市北区、代表取締役社長:高橋 洋匡、以下「KMバイオロジクス」)は、大阪大学大学院経済学研究科 松村真宏教授監修のもと、同教授が提唱する「仕掛学」の理論を活用したインフルエンザ予防接種に関する啓発活動を開始しましたのでお知らせします。

背景
 インフルエンザは毎年、秋から冬にかけて流行し、多くの人が感染リスクにさらされます。特に高齢者や基礎疾患のある方は重症化しやすく、社会全体での予防が重要とされています。
 昨シーズン(2024~2025年)には、全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が、1999年の統計開始以降で最多を記録しました※1。感染拡大のリスクが高まる中、予防接種をはじめとする感染予防の重要性が改めて問われています。
 KMバイオロジクスでは、インフルエンザ予防接種に焦点を当てた啓発活動を通じて、生活者が予防接種について「受ける・受けない」を自ら考えるきっかけを提供し、理解を深めたうえで、感染予防に向けた行動につなげていただくことを目指しています。
 ワクチンメーカーとして、私たち自身が率先して予防啓発に取り組むことで、社会全体の健康意識の向上と、インフルエンザの感染拡大防止・重症化リスクの低減に貢献してまいります。
※1 出典:国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイトホームページ
https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/idwr/2024/52/article/index.html

施策の目的
本施策は、インフルエンザ予防接種に対する理解を深め、生活者が自らの判断で行動を選択できるよう促すことを目的としています。
「仕掛学」とは、人の行動を自然に引き出す“仕掛け”を研究する学問であり、思わず試してみたくなるような仕掛けによって、問題解決につながる行動を促すことを目指すものです。今回の啓発活動では、「仕掛学」の考え方を応用し、通行者が自然と立ち止まり、自分自身や家族の健康について考えるきっかけとなるよう設計しています。

施策の特徴
掲示では、「予防接種を受ける理由」「受けない理由」をそれぞれ7項目ずつ並列に紹介。どちらか一方を推奨するのではなく、双方の視点を提示することで、生活者が自分自身の価値観に基づいて判断できるよう設計しています。
なお、本施策はインフルエンザワクチン接種を推奨するものではありません。賛成・反対の意見を同じ分量・同じトーンで掲載することで、情報の偏りを防ぎ、中立的な立場を保っています。意見の選定にあたっては、接種・非接種に関するアンケートや調査の結果を基に、日常生活で語られる多様な考えや理由を幅広く収集し、特定の選択肢を誘導しないよう配慮しています。

<イメージ図>
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/168319/3/168319-3-c4edde9ee8d48330c0705ebefdf112a4-3900x1710.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


実施概要
- 実施期間:2025年11月3日(月)~11月23日(日)
- 実施場所:阪急梅田ウイングウォール(大阪市北区)
- 展開内容:インフルエンザ予防接種に関する意識啓発を目的とした掲示展開


本施策に関するコメント

大阪大学大学院経済学研究科 松村真宏教授
「仕掛学」を活用した今回の取り組みは、“打つべきか否か”を伝えるのではなく、「自分で考える」という行動そのものを引き出す点に本質があります。通りすがりの人がふと立ち止まり、自分や家族の健康について考え始める──そんな小さな“きっかけ”を仕掛けとしてデザインしたところに仕掛学らしさが表れています。

【大阪大学大学院経済学研究科 松村真宏教授プロフィール】

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/168319/3/168319-3-434b87c60ae803eb4fcb1333ac60735c-367x458.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

1975年大阪生まれ。大阪大学基礎工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。2004年より大阪大学大学院経済学研究科講師を務め、同大学院准教授を経て2017年7月より現職に。2004年にイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、2012~2013年にスタンフォード大学客員研究員も務める。
著書に『仕掛学 人を動かすアイデアのつくり方』 『人を動かす「仕掛け」 あなたはもうシカケにかかっている』など。



【仕掛学について】
人の行動を変える「仕掛け」を対象にした新しい学問分野です。「仕掛け」は行動変化を強制するのではなく、魅力的な行動の選択肢を増やすことで目的の行動に誘うアプローチをとります。例えば、ゴミ箱をただ設置するだけでなく、ゴミ箱の上にバスケットゴールを付けることで、ゴミでシュートしたくなり、結果的にゴミ捨て行動が促進されます。
松村教授は、さまざまな現場を対象にして実際に仕掛けを考案して製作し、実際の現場で実験し、効果の検証に取り組むことを通して、行動変容の理論と方法の構築に取り組んでいます。研究成果は主に仕掛学研究会で発表されています。
(引用:シカケラボ https://mtmr.jp/ja/shikakeology.html

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