食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下 当社)は、創業から25年の節目を迎え、社史を「アート」で表現する類を見ない取り組みを実施します。一般的には「紙」の社史が主流である中、当社はあえて「アート」という、見る社員に解釈を委ねる表現方法を選びました。作品を通じて、社員には当社の企業理念である「食の社会課題をビジネスの手法で解決する」未来を担う一員として、当事者意識を持ってもらうきっかけになればと考えています。
URL:https://www.oisixradaichi.co.jp/sc/artevent2025/
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■「社史」×「アート」で表現したこと
作品のタイトルは「《25歳の地図》~美しい夢、果てしない坂~THE MAP OF 25 - Beautiful Dreams, Endless Slopes -」。世界最大級の国際芸術祭・大地の芸術祭の参加アーティストである中崎透氏に制作していただきました。中崎氏が、創業者で代表の高島のほか、社員、生産者、お客さまから聞き取ったエピソードをもとに当社の歩みをアートで表現。空間全体を作品とみなす「インスタレーション形式」で、当社が本社を置くゲートシティ大崎内に作品を展示します。作品の中には当社の歴史を想起させる思い出の品々やエピソードも展示されており、作品を見て周ることで25年の歴史を辿り、これからの未来への課題を投げかける内容になっています。
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▲中崎氏が生産者の方に聞き取りをする様子
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▲作品を制作する中崎氏
「アート」×「社史」:なぜ創業25年の社史を「アート」に託したのか
当社は2000年の創業以来、「食の社会課題をビジネスの手法で解決する」を企業理念に掲げ、M&Aなどを通じて事業規模を拡大してきました。連結従業員数が4万人を超え、多様なバックボーンを持つ社員や、社歴の浅い社員の割合が増加する中で、創業25年の節目に一度立ち止まり、これまで当社が大切にしてきた価値観や、企業としての姿勢を改めて共有することが重要ではないかと考えました。当社では2017年から、世界最大級の国際芸術祭・大地の芸術祭とのコラボレーションを継続しており、アートの持つ力を感じてきました。そこで、アートの無限の可能性を当社のビジネスにも活かせればと考え、今回の取り組みが実現しました。
<中崎透氏 プロフィール>
1976年茨城県生まれ。看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2011年より「プロジェクトFUKUSHIMA!」に参加、主に美術部門のディレクションを担当。
近年の主な展覧会に2022年個展「FICTION TRAVELAR」水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2022」、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」(新潟)など。
令和4年度(第73回)芸術選奨新人賞(美術部門)受賞。
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■中崎氏からいただいたコメント
ここ数年ほど、作品を展開する地域や建物などに所縁のある方たちの言葉を集めて、一つの大きな歴史だけでなく、個人の記憶の集積によるぼんやりとした歴史のあり方のようなものに興味を持って制作しています。今回はオイシックスという会社の創業にまつわる話を聞いたり、長年関わってきた生産者の方に会いに中国地方や九州まで足をのばしたり、子育てをきっかけに愛用するようになったというご家庭にお邪魔したり、思いがけない制作の始まりとなりました。この声を届けたいな、なんて言い方をすると大袈裟だけど、このぼんやりとした歴史のあり方を「社史」として制作しませんか、と思いがけないお声がけをしてくれたユニークな試みに全力で応えたいなと思っています。
<展示概要>一般の方もご覧いただけます
日時:2025年11月3日(月・祝)~24日(月・祝)10:00-19:00 ※期間中は土日も公開
会場:ゲートシティ大崎(東京都品川区大崎1丁目11番2号)
「アート」×「社会的意義」:当社とアートとの関わり
過疎高齢化が進む新潟県の越後妻有地域(十日町市、津南町)を舞台に開催されている世界最大級の国際芸術祭・大地の芸術祭。アートを道標に里山をめぐることで地域再生の道筋を築くことを目指した取り組みで、アートによる地域づくりの先進事例として国の内外から注目を集めています。地方の過疎高齢化の課題は、生産者の減少にも直結しており、食の社会課題の解決に取り組む当社の理念との親和性が高いことから、2017年からコラボレーションを開始。当社の販売商品のパッケージにアート作品を使用し、アート使用料として売上の3%を、大地の芸術祭を運営するNPO法人越後妻有里山協働機構に支払うことで、地域に点在する作品の修繕や管理、芸術祭の運営等に活用されています。これまでの支援総額は約3000万円に上ります。(2025年3月末時点)
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▲「大地の芸術祭」とコラボしたお届け用のダンボール
「アート」×「社員教育」:体感型教育を通じて社員に感じてほしいこと
当社は創業以来、問題を論理的に解決するロジカルシンキングを成長の軸に据えてきました。これから先も、食の領域で「新しい当たり前」をつくっていくには、”すでにある問題を細かく分解して解く力”に加え、”あいまいで複雑な要素をまとめ、新たな問い立てをする逆側の思考”も獲得することが重要だと考えています。抽象的なアートは見る人それぞれの解釈を許容するため、当社の歴史や企業理念を、ロジックを超えて、一人ひとりに深く、そして直感的に伝えることができると考え、社員の体感型教育にも活用していきます。-社員参加型のワークショップ
当社のエントランスには、「大地を守る会」、「らでぃっしゅぼーや」との経営統合時に制作された、全国の生産者の畑の土を使った壁画「八百万の物語」が展示されています。その時に使用した土を水に溶かして絵を描く社員参加型のワークショップを実施し、壁画の制作者で、大地の芸術祭にも参加しているアーティストの淺井裕介氏にもご協力いただきました。片手で、両手で…ねじったり、かすったり…様々な方法で点を描き、それらをすべて繋げて、一本の線が完成しました。参加した社員からは「一つの点から一つの線へ、全員で作品を作り上げたという達成感が得られた」「手を動かすと景色が変わる感覚があった。日々景色になりがちな業務への向かい方への影響があると感じた」などの声が聞かれました。
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-大地の芸術祭を鑑賞する現地ツアー
全社員を対象に希望者を募り、当社と大地の芸術祭との関わりといった背景を学びながら、作品群を鑑賞する現地ツアーを実施しています。これまでに4回開催し、のべ80人あまりが参加しています。今年は1泊2日で行い、普段の業務で使う論理的な思考方法とは離れ、それぞれの感性を探りながら作品を鑑賞しました。参加者同士で意見交換することで、様々な視点や新たな気づきを得る体験となりました。また、機械が入らない棚田での稲刈りも体験。地元住民たちが手作業で稲作を続けてきた背景や、棚田と一体となった作品にも触れ、地域が抱える課題や自然と人の営みを、アートを通じて五感で感じ取る機会となりました。
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▲アートを見た後に意見交換をしている様子
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▲棚田での稲刈り体験の様子
「ゲートシティ大崎」でアートイベント「食のジャーニー」開催中
芸術の秋、当社では、アートを通じて食の社会課題について考える機会を提供しようと考え、本社を置くゲートシティ大崎(所在地:東京都品川区)の協力のもと、アートイベントを開催しています。中崎透氏が手掛けたアートをゲートシティ大崎の共有部(イーストタワー1階、3階)のほか、雨晴食堂(ウエストタワー3階)、当社エントランス(イーストタワー5階)に展示しており、一般の方もご覧いただけます。期間中の一部の日程ではマルシェやスタンプラリーなども実施するほか、2025年11月15日(土)には、中崎氏による作品解説、トークイベントも予定しています。
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〈イベント概要〉
日時:2025年11月3日(月・祝)~24日(月・祝)10:00-19:00
会場:ゲートシティ大崎(東京都品川区大崎1丁目11番2号)
料金:無料
URL:https://www.oisixradaichi.co.jp/sc/artevent2025/
<11月14日(金)、15日(土)11:00-19:00>
・マルシェ「未来へつなぐ、おいしいマルシェ」
・アート作品の観覧スタンプラリー
<11月15日(土)15:00-16:30>
・中崎透氏による作品解説、トークイベント
・アートイベント期間中のみ一般にも公開される、淺井裕介氏の壁画「八百万の物語」ご紹介
場所:当社オフィス(ゲートシティ大崎イーストタワー5F)
定員:30名(要事前申込・先着順)※定員に達し次第、受付を終了します。
お申込みURL:https://www.oisixradaichi.co.jp/sc/gallerytalk2025
オイシックス・ラ・大地株式会社について
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校などで給食事業を展開する「シダックスコントラクトフードサービス」、病院、高齢者施設、保育園、幼稚園などで給食事業を展開する「シダックスフードサービス」、買い物困難者向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。https://www.oisixradaichi.co.jp/























