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北青山D.CLINIC(東京都渋谷区、院長:阿保義久)は2025年11月28日(金)、下肢静脈瘤*1の日帰り手術を年間400~500件行う医療機関として、安定した治療体制の維持と症例対応の幅を確保するため、新たに波長1940nmのレーザー機器(自費診療)を導入いたします。
北青山D.CLINICの阿保義久院長は1998年より、当時入院管理が必須だった下肢静脈瘤根治手術(ストリッピング)において、日帰りで実施するための手法を考案・実践し、以降、治療技術の向上と普及に長年尽力してきた血管外科医です。これまで4万件を超える*2日帰り手術を行い、症例ごとに適した治療を安全に提供できる体制づくりを続けてきました。
今回の導入により、既存の1470nmレーザー(保険診療)、2000nmレーザー(自費診療)、高周波治療機器*3(保険診療)、体外照射タイプのロングパルスYAGレーザー*4(自費診療)とあわせて、症例・血管構造・生活背景に応じたより柔軟な治療選択が可能となりました。当院では、「切らずに治す」低侵襲手術の精度をさらに高め、より安全で確かな医療の提供に努めてまいります。
当院の下肢静脈瘤治療について
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新導入した波長1940nmレーザー機器
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1940nmレーザー用のファイバー
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北青山D.CLINICにおける下肢静脈瘤 日帰り治療総数(2000~2025年10月末現在)
※監修医師(北青山D.CLINIC 阿保義久院長)へのインタビュー対応などは個別に調整可能です。ご希望の方は、メディアユーザーログイン後にご確認いただける、広報担当者までお問い合わせください。
※下記に掲載の画像以外にも使用可能な画像や、ブランド特徴に関しての資料をプレスキットに掲出しております。ぜひご覧ください。
新機器導入の背景
下肢静脈瘤は、脚の静脈の逆流防止弁が壊れて血液が逆流し、脚や足の表面を走行する静脈が、ぼこぼこと瘤のように盛り上がったり、クモの巣や網目状に青や赤の血管が浮き上がったりする疾患です。見た目の問題だけでなく、「だるい・むくむ・痛い・つる」といった症状を引き起こし、進行すれば皮膚炎や潰瘍を伴うこともあります。しかし、「命に関わらない」「大掛かりな手術が必要」といった誤解から治療をためらう方も多く、早期治療が進みにくいのが現状です。当院では、「生活を変えずに、生活を取り戻す」という理念のもと、国内でいち早く日帰り治療を標準化してきました。そして今回、新たに導入した1940nmレーザーは、すでに稼働している2000nmレーザーを置き換えるものではなく、症例特性や血管構造に応じて並行的に使い分けることを目的としています。2000nmレーザーは引き続き主力機器として使用しつつ、1940nmレーザーは繊細な出力制御と高い追従性を活かし、蛇行血管や細い分枝部など、より細かな血管構造に対して柔軟に対応できる補完的役割を担います。この2つのレーザーを症例に応じて使い分けることで、「切らずに治す」低侵襲手術の精度をさらに高め、個々の患者にふさわしい治療選択を実現しています。
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血管外科医である阿保義久院長が下肢静脈瘤の全手術を担当
レーザー治療における保険診療と自費診療の進化
血管内レーザー焼灼術は1990年代の810nm・980nmレーザーから始まり、技術革新とともに1470nm・1940nm・2000nmと進化してきました。波長が長くなるほど水への吸収率が高まり、より低い出力で安全に血管を閉鎖できるのが特長です。当院では、症例ごとに以下4種類のレーザーを使い分け、「最新」ではなく「最適」な治療を重視。保険・自費の枠を超えたレーザー治療の進化により、軽症から重症例まで「切らずに治す」日帰り治療をより安全に実現しています。- 1470nmレーザー(保険):標準的な治療法で、幅広い症例に対応。痛みや再発リスクが少なく、安定性が高い。
- 1940nmレーザー(自費):柔軟なファイバー構造により、蛇行した血管や分枝部への照射に優れる。
- 2000nmレーザー(自費):水吸収率が最も高く、太い血管や重症例にも有効。短時間で高い治療効果を発揮。
- ロングパルスYAGレーザー(自費):皮膚表面から細い青・赤の血管に照射するタイプ。硬化療法では難しい細かな静脈瘤にも対応し、整容性を重視した治療が可能。
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北青山D.CLINICにおける下肢静脈瘤 保険・自費レーザー治療一部内訳(2024年実績)
当院の下肢静脈瘤の特長
- 痛みや傷を極力抑えた日帰り根治手術静脈麻酔とTLA麻酔(局所麻酔)をバランスよく組み合わせることにより、手術時の痛みを感じにくく、メスを入れないので傷口は針穴程度に抑えられます。治療後は当日歩行・入浴が可能で、初診当日の手術(要予約)にも対応。日帰り治療のため、遠方からの受診も多く、患者満足度は非常に高い評価を得ています。
- 25年以上・4万件を超える豊富な実績
1998年に、当時は入院管理が一般的だった下肢静脈瘤根治手術(ストリッピング)について、日帰りで実施する方法を考案し、2000年の開院当初より運用を開始。以降、院長が一貫して手術を担当し、これまでに4万件を超える下肢静脈瘤の日帰り治療を行っています。
- 重症例を含め、すべての静脈瘤に対応
潰瘍を伴う重症例や複雑な血管構造にも、血管内レーザー焼灼術(1470nm・1940nm・2000nmレーザー)、血管内高周波焼灼術(高周波治療機器)、体外照射レーザー(ロングパルスYAGレーザー)、フォーム硬化療法など複数の治療法を組み合わせ、症例ごとに最も適した方法を医師が判断・実施。保険診療から自費診療まで幅広く対応し、整容性・回復速度・安全性のすべてを重視した治療を行っています。
治療費用について(保険診療・自費診療)
下肢静脈瘤の治療費は、発生部位や病変の数、使用する機器によって異なります。保険診療と自費診療の両方を提供し、症状・血管構造・ご希望に応じて最適な治療を提案しています。いずれの治療も局所麻酔での日帰り手術が可能で、初診時のエコー検査をもとに医師が適応を慎重に判断します。なお当院では、標準治療のみでは十分な改善が得られない患者に対し、安全性と科学的合理性が一定程度示されている未承認医療(自費診療)を、倫理的配慮のもとで検討・提供しています。詳細はこちら
阿保義久院長よりコメント
「私たちが大切にしているのは、常に新しい知見や医療技術を取り入れながら、患者さん一人ひとりの状況や希望に寄り添った治療を提供することです。安全で患者さんが望む治療を、確実に継続的に提供できる医療体制を整えることが、私たちの責務と考えています。」北青山D.CLINIC院長 阿保 義久プロフィール
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76472/6/76472-6-9e4b11f85b1511fdb79546ee46bdecfc-977x977.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]1965年、青森県生まれ。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院 第一外科勤務。その後、虎の門病院で麻酔科医として200例以上のメジャー手術の麻酔を担当。94年より三楽病院で胃がん、大腸がん、乳がん、腹部大動脈瘤など、消化器・血管外科医として必要な手術の全てを豊富に経験した。97年より東京大学医学部 第一外科(腫瘍外科・血管外科)に戻り、大学病院の臨床・研究スタッフとして後輩達を指導。2000年に北青山Dクリニック(現:北青山D.CLINIC)、2004年2月に医療法人DAPを設立。外科医としてのスキルを生かし、下肢静脈瘤・鼠径ヘルニア・椎間板ヘルニア・消化管腫瘍などを対象に、約43,000件以上の日帰り手術を担当(2025年10月末時点)。加えて、再生医療・精度の高い人間ドック・病気の発生を未然に防ぐ予防医療にも精力的に取り組み、「医療にイノベーションを」を理念に掲げて理想的な医療環境の構築にも励んでいる。
クリニック概要
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76472/6/76472-6-6b527d0a11d4d4c6c601318b96871cdf-1000x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]クリニック名:北青山D.CLINIC
院長:阿保 義久
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-10 ARK WISE BLDG.
開業:2000年10月10日
診療科目:再生医療、予防医療、日帰り手術、エイジングケアをはじめ、皆さまの健康管理を総合的にサポートしています。
クリニックサイトURL:https://www.dsurgery.com/
1.脚の静脈で逆流を防ぐ弁が壊れてしまうことによって起こる疾患
2.北青山D.CLINICにおける下肢静脈瘤日帰り治療総数より(開業初年度2000~2025年10月末時点)
3.伏在型の下肢静脈瘤の低侵襲治療の一つである「血管内高周波焼灼術(RFA:Radio Frequency Ablation)」に用いられる治療機器
4.「レッグベイン」と呼ばれる、太ももやふくらはぎ、足首の周囲、膝の裏などにできる「網目状」「クモの巣状」の静脈瘤治療に使用されるレーザー
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