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Supercellの新作モバイルゲーム「ブロスタ」でキングコング梶原ゲーム実況に初挑戦!

 世界中でヒットしているモバイルゲーム「クラッシュ・オブ・クラン(クラクラ)」や「クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)」などで知られる北欧発のゲーム会社、Supercellが約2年8か月ぶりとなる待望の新作「ブロスタ」をついにグローバル展開。2018年11月14日から事前登録の受付を開始しました。同日に都内で行われた発表会では、YouTuber「カジサック」ことキングコング梶原さんが登場。先輩YouTuberの指導を受けつつ、初のゲーム実況に挑戦しました。

  •  発表会ではSupercell ブロスタ アジア担当のクォン・ビョンミン総括マネージャーがゲーム概要について説明。「多くの人が長年にわたってプレイし、記憶に残るゲームをつくる」という企業理念のもと、じっくり作り上げたゲームだと紹介しました。カナダでの先行公開を行ってからもブラッシュアップを重ね、完成度を高めてきたといいます。

     「ブロスタ」は、5分以内で繰り広げられる様々なゲームモードで行われる対戦型ゲーム。個性豊かな能力を持ったキャラクターをプレイを重ねて次々にアンロックし、ユニークなスキンを手に入れアップグレードしながら、チーム(ゲーム内では「バンド」と表現)を作ったり、ほかのチームに参加したり、戦術をシェアして戦う仲間を増やしたりすることができます。

     クォン・ビョンミン総括マネージャーによると、現時点では7種類のゲームモードが存在。敵チームと戦いながらエメラルド(宝石)を集め、最後まで守り抜いた方が勝者となる「エメラルドハント(3対3)」、ソロプレイでも、友達と一緒にプレイ可能で、最後のキャラクターとして生き残った者が勝者となる「バトルロイヤル(ソロ/デュオ)」、自分の星を守りながら敵を倒して星を獲得していき、より多くの星を集めたチームが勝者となる「賞金稼ぎ(3対3)」、自分たちのお宝を金庫破りから守りつつ、相手チームが守っている金庫を壊し、より多くの星を盗み出したチームが勝者となる「強奪(3対3)」、マップ内に設置されたゴールに対し、相手チームのキャラクターに倒される前に2ゴールを決めるという新感覚のサッカーゲーム「ブロストライカー(3対3)」という、個性豊かなラインナップです。



     今後新たなキャラクターやスキン、マップ、特別イベントに新しいゲームモードなどが随時更新される予定で、プレイするたびに新しい経験ができるようになるとのこと。発表会では初期キャラクターの「シェリー」のほか、プレイしていくことでゲットできる種類別に21ものキャラクターが紹介されました。それぞれ細かい設定もついているので、そこにも注目です。



     さて、この「ブロスタ」を実際にプレイするとどのようになるのか……という紹介で、デビューして間もない新人ながらもチャンネル登録者数が40万人を突破したという注目のYouTuber「カジサック」さんが登場。その正体はごぞんじ、キングコングの梶原さんです。

     名札付きの赤いジャージを着るとキングコング梶原から「カジサック」へと気持ちが切り替わるとのことで、普段YouTuberとして活動している時はカメラ担当と2人だけなので、キングコング梶原として出ている舞台よりはるかに緊張しているとコメント。発表会の行われた11月14日は、奥様(「ヨメサック」として動画にも登場)の誕生日だそうで、「ブロスタ」との縁を感じるという話もしていました。

     いきなりステージの上ですが、まずは「ブロスタ」をプレイしてのゲーム実況に挑戦。「エメラルドハント」にチャレンジです。作戦は「ほかの人の邪魔にならないよう、後ろからついていきながら援護する」とのこと。

     真剣な表情でゲームに没頭するカジサックさん。途中から徐々に状況を説明する余裕がなくなり「うわー」などという言葉が増えてきました。しかし、カジサックさんのチームが勝利し、思わずガッツポーズ。

     終わって振り返ると、ゲームの画面に集中しすぎてカメラをあまり見られなかったと反省点を述べるカジサックさんに、強力なコーチ役が登場。ゲーム実況で知られるYouTuberの「ドズル」さんと「きおきお」さんです。きおきおさんはゲーム実況のコツとして、3つの要素を指南します。


     やはりゲーム実況は「人に見せている」ものなので、ただプレイするだけでなく、視聴者が楽しんでもらえるような視点が重要。その点を踏まえて、ドズルさんときおきおさんによる模範ゲーム実況プレイを見てみます。勝負には負けてしまいましたが、確かに見ていて「楽しそうにゲームしている」感じ。カジサックさんも「2人のこの距離感がええんやな……」と研究に余念がありません。



     今度はカジサックさんも加わって3人チームで挑戦。それぞれのプレイぶりがうまくかみ合って、より楽しそうな感じ。カジサックさんも相手がいる分、会話のキャッチボールもできて余裕が出たようです。これからサブチャンネルでゲーム実況に挑戦したいという構想を明らかにしたカジサックさん、ドズルさんときおきおさんに学んだコツをつかんで実況に磨きがかかりそうです。




     発表会終了後、メディアにもプレイを体験する機会が。エメラルドハントはどことなくサバイバルゲームのインドア戦をしているような感じで、障害物をうまく利用して相手の攻撃をかわしたり、逆にうまく追い込んで攻撃したりという戦術的な動きも楽しめました。


     11月14日から事前登録の受付が始まった「ブロスタ」ですが、事前登録者数が12月のグローバル展開までに世界中を通じて200万人を達成した場合、2018年内にダウンロードしたすべてのユーザーにゲーム内のキャラクター「シェリー」の限定版スキンがプレゼントされるという特典も発表されています。

    取材協力:Supercell

    (取材:咲村珠樹)

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