東京・秋葉原発祥のメイドカフェ「めいどりーみん」の海外1号店となるバンコクの「ゲートウェイ・エカマイ店」がオープンして2ヶ月。

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タイで初めてとなる本格的なサブカルチャー・カフェ。顧客の9割がタイ人の若者だといい、連日、盛況が続いている。

「めいどりーみん ゲートウェイ・エカマイ店」があるのは、バンコク・スクンビット通り、高架鉄道BTS(スカイトレイン)エカマイ駅に直結する商業モール「ゲートウェイ・エカマイ」。「JAPAN TOWN」と名付けられたミドル階の一角にある。6月某日の日曜日、人気の店を訪ねた。

「いらっしゃいませー!」とメイドの可愛らしい声が響く中、午前11時にオープンした同店。待ち構えていたタイ人客が次々に店内へ。一般席24席、2階VIP席の10席は瞬く間に満席となった。大半が10代から20代前半と思われる若者。

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注文の一番人気は、日本の店舗でもお馴染みの「カリーオムライス」で250バーツ(約800円)。スープ状のカレールーの真ん中に浮かんだオムライスに、メイドがケチャップで猫などの絵を描いてくれる。そして、おまじない。「美味しくなあれ!」

ドリンクで人気なのが、客席まで来て、目の前でメイドがシェイクしてくれる「カクテル」。ノンアルコールのものもあり、お酒が飲めない人や苦手な人も楽しむことができる。リクエストにも応えてくれる。

追加オーダーをする際は、丸めた両手を頭の両側に持っていき、「ニャンニャン!」と猫さんポーズをしないと受け付けてくれない。初めは恥ずかしがる人もいるが、いつしか場のムードにも馴染み、思わず、ニャンニャン!

在籍するメイドは約20人。3分の1ほどが日本語も話せるという。

入国料(入場料)は1人1時間50バーツ(約150円)。ドリンク・フード代は別。アルコールもある。営業時間は午前11時から夜10時まで。年中無休。問い合わせは、02-108-9466(タイ)へ。

めいどりーみん提供写真 (1) めいどりーみん提供写真 (4)

■文:海外情報員(バンコク) Kobori 氏
■一部写真:(c)めいどりーみん ゲートウェイ・エカマイ店提供
■記事提供協力:asianbeat / http://asianbeat.com/ja/