マンガ『俺物語!!』を原作にした実写映画版。その主役・剛田猛男(ごうだたけお)に俳優の鈴木亮平さんが決定したことが5月26日朝に報じられネットで注目をあつめていました……が、同時に今回の役作りのため鈴木さんが30キロ増量を行ったことも報じられ、鈴木さんのファンの間から体調を心配する声があがっていました。
【関連:『俺物語!!』実写映画化発表!ネットでは猛男役大胆予想が大盛り上がり】
■『天皇の料理番』のため半年で20キロ減量→『俺物語!!』のため約1カ月半で30キロ増量
今回鈴木さんが主演する映画は、コミックス累計350万部を突破する河原和音さん原作・アルコさん作画による同名マンガが原作。現在日本テレビ他ではテレビアニメ版も放送されています。
そして発表された主役・剛田猛男は、原作設定では身長2メートル、推定体重120キロ。対し、鈴木さんは186センチで体重は通常であれば76キロ。そのため今回役作りへ向け、増量に挑んだようです。
ただこの役に入る直前、現在放送中のテレビドラマ『天皇の料理番』で病と闘う秋山周太郎という役を演じるため、2014年12月のクランクイン2カ月前(10月)から減量をはじめ、約半年で76キロから20キロ減量し、56キロまで体重を落としていたことが4月に報道されています。
その後の状況についても少し調べてみたところ、オリコンスタイル4月21日の記事の中で、4月20日に鈴木さんが出席したイベントで「76キロから20キロ減量して56キロだったのが10日前。今(4月20日時点)、76キロあります」と語っているものを発見しました。つまり4月10日までは56キロしかなかったようす。
今回の主演決定を知らせた実写映画『俺物語!!』公式サイトの発表では、鈴木さんは今回の役作りのため30キロの増量に成功したと紹介されています。映画はすでにクランクインしており、現在仙台で撮影が行われているそうなので、おそらく4月10日から5月中頃までという短い期間で、30キロの増量を行ったことになります。
▼鈴木さんの推定体重
2014年10月頃:76キロ(元の体重)
2015年4月10日:56キロ
2015年4月20日:76キロ
2015年5月現在:86キロ?(56キロ起点で推定しています)
■ファンから心配の声「役作りすごいとは思うけれどやっぱり無茶しすぎなんじゃ」
こうした直近での減量、増量の報道には敏感になるファンが多いようで、ネットでは「何かもう急死しそうで怖い」「役作りすごいとは思うけれどやっぱり無茶しすぎなんじゃ」など、鈴木さんの体を気遣う声が散見している状況です。
■綿密な計算の上行われている減量・増量
ただ、今回の役作りは、鈴木さん自らトレーニングプランを組み、徹底したカロリーコントロールを実施して行われたとのこと。一般で考えるとこの短期間での増量はとても無茶に思われますが、綿密に計算して行われていることのようです。ちなみに今回のような減量・増量は普通無茶な事だと本人も理解しているようで、先に紹介した4月20日のイベントの席で「絶対、真似しないでくださいね」と呼びかける一幕があったそうです。トレーニング知識、そしてこれまでの実績があって出来ることのようですね。
なお、鈴木さんにとっては「本作のようなラブコメ主演はかねてからの夢」ということも今回発表されています。そのため気合十分でこれまで同様、あるいはそれ以上にストイックな役作りに挑んでいるそうです。
鈴木さんは今回の役について「愛すべき漢・剛田猛男を演じるにあたって、まずはみんなが持っている猛男へのイメージを裏切りたくない」(映画公式ツイッターより)とも語っているそうですよ。それぐらい役に対し意気込んでいるようです。
そして気になる映画公開日は、2015年10月31日(土)となっています。監督は河合勇人さん、脚本は野木亜紀子さん、音楽は岩崎太整さんが担当。主演の剛田猛男役/鈴木亮平さん以外にも、大和凛子役/永野芽郁さん、砂川誠役/坂口健太郎さんが発表されています。
なお、撮影中の状況や最新情報については、映画公式サイトおよび、5月26日に始動した映画公式ツイッター(@ore_movie2015)で順次公開されていきます。鈴木さん情報も発信されていくようなので、気になるファンの方はぜひこちらもチェックしてみてください。
【記事に寄せられたコメント】※試験的に記事についたコメントを後から掲載しています。
・いくら「綿密に計算して」っていっても、人間の体がそこまで計算だけで成り立ってるわけないんだから。お願いだからこんな無茶はこれを最後にして下さい
・今度は増量!?HKの時も相当だったけど凄いな…短期間の増減量は確かに心配になる。
・急激な体重変化は禿げる
・短期間で-20kg→+30kgという体重コントロールも心配だけれども『変態仮面』といい、この人は一体幾つまで高校生役をやるのだろうか? むしろ、そのほうがある意味心配w