スバルが、360度動画を使って車内をVR(バーチャルリアリティ)体感で愉しむことができるアプリ『SUBARU体感360度』をリリースしました。
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スバルと言えば「ぶつからない車」で話題の、 運転支援システム「アイサイト」搭載車が注目されています。壁や前を走っている車を検知して車間距離を保ってくれたり、衝突をさけるために減速してコントロールしてくれたりと、まるで子供の頃見たSFの世界。 完全自動運転とはまだ行かないようですが、30年前人気を博した海外ドラマ『ナイトライダー』の世界は、もしかするともうすぐそこまで来ているのかもしれません。「キット運転まかせるよ」なんて早く言ってみたいものです。
さて、今回スバルが配信したアプリでは、アイサイト搭載車の試乗をはじめ、11月に発売されるイタリアの「マリオレヴィ」とコラボした500台限定特別仕様車『WRX S4 SporVita』も一足早く体験できます。
先に体験させていただいたところ、まず好みのメニューを選択することで、動画再生が開始されます。再生された動画では、スマホを動かすことでぐるっと360度みわたせたり、場面によってはピンチイン、ピンチアウトも行えたりと車内空間を存分に確認できるようになっていました。 これまでバーチャル試乗というと、ヘッドマウントディスプレイを使用してのものが主流になっていましたが、アプリの場合には専用装置がなくてもスマホ一つで手軽に体験できるのはいいですね。
気になる点といえば、ピンチアウトしすぎると多少画像の荒さが目立つ点。でもパンフレットやウェブサイトの情報だけよりも、簡単に車内イメージをつかめるのは良い点だと思いました。特に、新車購入を検討している人にとっては、ファーストステップの判断材料には気軽でいいかもしれません。
スバルによるとこのアプリは、東京ビッグサイトで10月29日から11月8日に開催している『東京モーターショー2015』の目玉コンテンツの一つとして開発されたもの。「モーターショーに行けない人にも体験してほしい」として、配信しているそうです。ちなみにこのアプリは特設サイトでも配信されているのでPC上でも体験できます。
また、東京モーターショー2015の会場では、自動車メーカー各社が未来へ向け様々な発表を行うなか、会場に来られない人のためにメインステージを特等席で愉しむことができる『体感!東京モーターショー』をウェブ上で公開中。横幅30m級のスクリーンを前にコンセプトカー、ダンサーにオーケストラが演奏という贅沢なショーが愉しめます。