元戦隊番組のヒーローだけで結成したユニット『レジェンドヒーロー90’s』のCDデビューが決定した。
メンバーは隊長であり作詞・作曲を担当した宍戸マサル(1995年『超力戦隊オーレンジャー』オーレッド)、信達谷圭(1990年『地球戦隊ファイブマン』ファイブブルー)、和田圭市(1993年『五星戦隊ダイレンジャー』リュウレンジャー)、土屋圭輔(1993年『五星戦隊ダイレンジャー』キリンレンジャー)の4人の戦士達。
【関連:7月にはこんなことも→20年の時を経て『超力戦隊オーレンジャー』メンバー同窓パーティー開催】
メインボーカルの宍戸マサルによると、今回のユニット結成は2011年の東日本大震災がひとつのきっかけだったという。
震災が発生してからの歌手活動の中で、「ヒーローを演じた一人の人間として何ができるのか?」「何をすれば良いのか?」という問いをずっと自分の中に抱えていたそうだ。
それが今年訪れた『超力戦隊オーレンジャー』20周年を節目に、当時のスタッフ、当時の仲間、ファン達と久しぶりにふれあう中、己の中にあった「ヒーローの願いと使命」を再確認。世界中の人々に愛と勇気を与えるという壮大なテーマで曲を作り上げ、同じような思いを感じていた人たちの賛同を得られ今回につながっている。
そこで誕生したのが奇跡のヒーローユニット『レジェンドヒーロー90’s』。放送当時は子供のみならず女性ファンをも虜にして「元祖イケメンヒーロー」と呼ばれることもあった。しかし彼らも今や中年。今回のデビューへ向けてはダンス特訓に体が悲鳴をあげることもあるという。宍戸は「中高年の星になる為に全身ポキポキ悲鳴をあげながら俺たちは闘うだけ」と語っている。
「熱い心!」という最強の変身スーツを纏った伝説の戦士達の魂の歌。『レジェンドヒーロー90’s』デビューCD「レジェンドヒーロー」は12月16日発売。「レジェンドヒーロー」「青い星は輝くだろう」とそれぞれのオリジナル・カラオケが収録される。価格は税込1300円となっている。