千葉県銚子市の銚子電鉄が打ち出した、駅名愛称を販売するネーミングライツ契約。契約者は1年間、駅名愛称として指定した名称を駅看板他で掲げることができます。
12月1日からすでに始動しているのですが、発表された各駅名愛称が「大変なことになっている」と鉄道マニアをざわつかせています。
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気になる各駅の愛称は以下のとおり。()内はスポンサーのお名前です。
▼愛称
犬吠→One Two Smile OTS 犬吠埼温泉 犬吠 (沖縄ツーリスト(株))君ヶ浜→ミストソリューション 君ヶ浜 ((株)MIST solution)
海鹿島→藤工務所 文芸の里 海鹿島 ((株)藤工務所)
西海鹿島→三ツ星お米マイスター根本商店 西海鹿島((有)根本商店)
笠上黒生→髪毛黒生 笠上黒生 ((株)メソケアプラス)
観音→藤工務所 観音((株)藤工務所)
仲ノ町→パールショップともえ 仲ノ町 ((株)カクタ)
駅名看板などには、新しい愛称が上に、既存の駅名が下にくる形ですでに掲示されています。
また車内案内放送は「つぎは○○○○○あしかじま」といった具合に、愛称と駅名を並べて案内しているとのこと。他にも時刻表、更新時の優先交渉権がついているそうです。
なかなか面白い取り組みだとは思いますし、鉄道ファンの間でもこの間に「写真を撮りに行こう」との声もあるので、間違いなく「収益」と「集客」で一石二鳥。
他にも笠上黒生ではスポンサーのメソケアプラスと協力して、本物の昆布をつかった限定100枚の記念入場券を販売するなど、タイアップ機会も生まれているようです。そうなると話題にもなり、一石二鳥どころか一石三鳥にもなる試みなのかもしれません。