身長はリンゴ5個分、体重はリンゴ3個分。このキャラクターは?といえば、サンリオの人気キャラクター『ハローキティ』ですよね。全世界で愛されているキティちゃんですが、なんと猫ではないという衝撃の事実がこのところネットをざわつかせていました。

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ハロー!キティーのスーパーキュートな世界への体験

この話は2014年~2015年に開催されたロサンゼルス・全米日系人博物館とサンリオとの共催で実現したハローキティ誕生40周年の企画展『ハロー!キティーのスーパーキュートな世界への体験』の準備中に判明したもの。
学芸員を務めたクリスティン・ヤノ氏が、展示物でキティちゃんを猫と表現しようとしたことがきっかけで、サンリオから「ハローキティは猫ではありません。」と説明があったそうです。

当時この事は世界規模で話題となり海外メディアはじめ日本でも数多く報道されましたが、しばらく前の話題とあり最近になって再び注目され、中にはこれをきっかけに初めて知る人も多かったようです。

ちなみにハローキティの公式設定を確認してみたところ「優しい女のコ」と人間風に書かれています。

【ハローキティ公式設定】
ハローキティ 1974年
身長はりんご5個分。体重はりんご3個分。明るくて、優しい女のコ。クッキーを作ったり、ピアノをひくのが大好きで、夢はピアニストか、詩人になること。音楽と英語が得意。好きな食べ物は、ママが作ったアップルパイ。双子の妹、ミミィとは大の仲良し。

誕生日:11月1日
(引用:http://www.sanrio.co.jp/character/hellokitty/

確かにキティちゃんは、ペルシャ猫の『チャーミーキティ』を飼っています。そのことから考えても、同じ猫のキャラクターが、飼い主とペットの関係というのもおかしな話です。キティちゃんはあくまで女のコで、猫を擬人化したキャラクター。よくよく考えればお父さんは商社マン、お母さんは元ピアニストという由緒正しきお家柄。その上、スペックの高い彼氏までいるというのですから、純人間の私からしても羨ましい!まだまだキティちゃんの魅力は尽きそうにありませんね。

キティちゃんのアップリケがついた洋服

(文:黒田芽以)