5月を過ぎると蓄熱しやすいアスファルトや砂利の温度は愛犬たちの肉球を火傷するに充分な温度となり、真夏ともなるとその危険性は格段にアップします。さらにアスファルトに直接触れていない場合でも地面に近い温度は外気温よりも暑く、熱中症の危険があります。

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アンケート結果

とは言ってもお散歩をしたいワンちゃんの場合は日が落ちた夕方以降に散歩をすることはありますよね。そういうときにぜひ利用したいドッグ・ブーツの専用ECサイト「docdog ONLINE STORE(ドックドッグオンライ ンストア)」が8月9日オープンしました。

docdog ONLINE STORE

同サイトでは獣医学研究者と共に考えるブランド『docdog(ドックドッグ)』を立ち上げ、学術的かつ科学的な根拠から犬と人との暮らしに役立つサービスを提供していってくれるそうです。

取り扱うドッグブーツは夏場のアスファルトや砂地などの路面温度の高い場所を散歩する際のリスクを低減させるだけでなく、除草剤や凍結防止剤などの犬の足元に潜むさまざまなアレルゲン有害物質からの保護、山登りやトレッキングなどのアクティブな遊びを楽しむ際の悪路による怪我の予防、既に怪我や病気などで傷めてしまっている足先の保護などの効果が期待できるそうです。

なお、ドッグブーツは1セット2個入りで3869円(税込)から。1匹分購入する場合には2セットが必要となります。ほかにもつま先上部から足裏にかけてシリコン加工がほどこされた屋内外使用可のSPORT PAWKS(犬用ソックス)が1セット4足で2970円(税込)と様々な種類販売されています。

日本ではまだまだドッグ・ブーツを利用しているワンちゃんは5.5%程度ですが、アメリカでは4頭に1頭がドッグ・ブーツを履いているそうです。
昔のように犬にとって危険のない道は今ではとても少なくなってしまいました。愛犬を危険から守るためにも、ドッグ・ブーツの利用を考えてみてもいいかもしれませんね。ただし、ドッグ・ブーツを履いているからといって暑い日中のお散歩は絶対にやめておいてくださいね。

ドッグブーツ

(文:大路実歩子)