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ミニストップの「プレミアム安納芋ソフト」試食会レポート

ミニストップといえば、数あるコンビニの中でもソフトクリームの人気が高いとされていますが、原料や製法にこだわるプレミアムソフトの2016年版がこの度発表されました。2016年は種子島産安納芋を使用した「プレミアム安納芋ソフト」が登場するそうです。一般発売に先だって試食会が開催されたのでお邪魔してきました。

  • 【関連:アイスやソフトクリーム、いくらまでなら出せる?】

    たたずまいがすでにプレミアム感

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    ■まるごと安納芋!なルックス

    まずは見た目。なんだかキラキラした感じで、グルメレポーター風に言うならば「ゴージャスなガウンを羽織ったセレブ」のよう。ガウンのように見えたのは、安納芋ペーストを贅沢に使ったソース。モンブランのように細く、ソフトクリームを包み込む形でかけられています。キラキラしたものは、やはり安納芋を細かくしたキャラメリゼ。どちらもつややかで、ソフトクリームをドレスアップしています。

    また、ちょっと気づきにくいかもしれませんが、ワッフルコーンも他の商品とは違い、うっすら紫がかった色合い。これは安納芋の皮をイメージしているそうです。つまり、全体で「安納芋」の姿を表現してるんですね。芸が細かい。もちろん、カップも選べるそうですが、ここはワッフルコーンで芋の姿を楽しみたいですね。

    ネットリした甘みがクセになるぅ

    ネットリした甘みがクセになるぅ

    ■濃厚な安納芋フレーバーにとろけるぅ

    さて、見てるばかりだと溶けちゃう(それでなくても会場の熱気がすごい)ので、お味も確かめてみましょう。どれどれ……ぺろーーん。

    おお~、思った以上に「芋」ですよ。サツマイモのフレーバーの場合、多少の粉っぽさとかアッサリ感がして、物足りなさを感じることもあるのですが、これは濃厚な甘みと滑らかさ。担当者によると、これにはふたつの秘密があるんだとか。まず、安納芋はいわゆる「蜜」が多く、じっくり焼き上げるとネットリした甘みを発揮することで知られた品種だということ。そして、収穫してすぐではなく、一旦貯蔵して熟成することにより、芋のデンプン質をより多く糖分……蜜に変えてから加工しているからなんだそう。

    さらに、ソフトクリームの周りを包む安納芋のペーストが、より濃厚な芋の旨みを伝えてきます。このままネットリ、マッタリした食感に浸っていると、キャラメリゼされた安納芋がカリッとした歯ごたえを生み、いいアクセントに。なるほど、キャラメリゼはただの飾りじゃないんだなぁ。

    ■目指したのは「コクある甘さ」

    担当者に安納芋を今年のフレーバーに選んだ理由を聞いてみると

    「芋・栗・カボチャは女性が大好きな食材ですが、これらは甘さというより『コク』、その濃厚な風味が女性の『美味しい』という感覚を刺激してるんでしょうね。中でも安納芋は、もともと贈答品にもされる高級品。まさにプレミアムな食材としてピッタリな芋だったんです」

    「女性が『これ美味しいね』と語ると、聞いた男性もそれを好きになる傾向がある」という興味深い話も披露してくれましたが、これは女性関係なしでも好きになっちゃいそう。

    320円(税込)でネットリ濃厚なコクと甘みを堪能できるプレミアム安納芋ソフトは、全国のミニストップで10月28日より順次発売(11月4日より全国発売)。近くのお店で見かけたら、驚きの味わい体験してみてはいかがでしょうか。

    (写真:長澤智典/文・編集:咲村珠樹)

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