漫画の背景などにいる名もなきキャラクター「モブ」、そのモブキャラを主人公にした目野真琴の『僕がモブであるために』が10月12日にコミックス第1巻を発売しています。
本作は双葉社の月刊アクションとニコニコ静画とがコラボした電子コミック雑誌『月刊のアクション』で2016年12月から専属連載中の漫画作品です。
『どっきん☆パイナポー』という少女漫画の中で、主人公のクラスメイトとして「モブ」を演じている中田潤一が、しょうもない本編に憤り、偶然手に入れた「自分がのってる漫画の原稿」を、自分が「モブりたい」と思える作品に改変しようと決意。しかしそう上手くはストーリーが進まず……そんな「名もなき背景キャラ」が破壊と創造を行う、痛快ギャグストーリーは連載開始当初より読者の興味をあつめ、ネットを中心に話題となっていました。
なお、発売された第1巻は620円(税別)。最新はニコニコ静画『月刊のアクション』で毎月25日配信中です。また第1話は双葉社公式サイトの作品ページで「立ち読み」として無料配信されています。
(C)目野真琴/双葉社
画像提供・双葉社