猫はどうしてこうも狭い所が好きなのか、と思う程に狭苦しい所に入りたがります。そして高いところも大好き。その二つの条件が重なったところに入り込んで、ぺっちゃんこ状態になった猫ちゃんが話題です。

 この猫ちゃんは、スコティッシュフォールドの五右衛門くん(1歳)。先日飼い主さんがキャットタワーの配置換えを行ったところ、タワーの最上段が天井すれすれな位置になってしまいました。しかし元々キャットタワーの高いところが好きな五右衛門くん、その狭い最上段に、まるで挟まっているかのようにして入り込んでいました。

 その時の様子を飼い主さんが「キャットタワーの配置を変えたら 最上段がすごく狭くなっちゃって 五右衛門もぺちゃんこに。」と写真と共に投稿。「凄いネコサンド(笑)」「サンドイッチみたい」「これはこれで気に入っていそう」と感想が次々と寄せられています。それにしても、どうやってこんな狭い所に??

 飼い主さんに話を聞いてみたところ、元々キャットタワーの一番上が好きだった五右衛門くん、普段も最上段によくいたそうなんですが、狭くなってからは一つ下の段にから最上段に手を掛けて、よじ登るようにして収まっているという事です。頭から突っ込んで、身体が全部入ったら方向転換してこっち向きになっていたそう。器用なよじ登り方……。

 五右衛門くん、他にも高いところが好きなようで、3段キャットケージの外側からよじ登ってケージの上に鎮座していた事もあるんだそう。2段でも結構な高さがあるはずなのに、3段をよじ登れるとは……。筆者宅の猫はその半分の1.5段分くらいまではジャンプするものの、3段をよじ登るのは見た事がありません。まるで登山家ならぬ、登ケージ家?

 ぺちゃんこになりながらもまんざらでもない様子でキャットタワーの上から下を見下ろす五右衛門くんの、お気に入りの場所がさらにお気に入りになったと言わんばかりの雰囲気が、何ともかわいいですよね。

<記事化協力>
五右衛門&とん助さん(@goemon_tonsuke)

(梓川みいな)