1987年に発売され、コアなファンを獲得した伝説の家庭用ゲーム機「PCエンジン」。2019年6月12日、コナミが「PCエンジン mini」として復活させることを発表しました。

 「PCエンジン」と言えば、当時ファミコンと人気を二分した……と言ったら大げさですが、それでも多くの熱狂的なファンを獲得した人気ゲーム機。筆者の実感では、ファミコン:PCエンジンなら7:3くらいでファミコン派が多かった気がします。しかし、「カトちゃんケンちゃん」(ハドソン)など、個性的で癖が強いゲームが多く、ハマったら抜け出せなかった思い出も。オナラで攻撃する姿を見た時の衝撃は今でも忘れられません。

 今回、発表された「PCエンジン mini」は、デザインは当時のまま。本体のサイズは手のひらにすっぽり収まるちょうどいいサイズ感となっていますが、コントローラーは当時のサイズのままで、プレイ感覚を損なう事なくゲームを楽しめます。これは本当に嬉しい。さらに、ゲーム中にいつでもセーブできる「カンタンセーブ機能」も付いているため、好きなタイミングでセーブデータを保存し、いつでもゲームを再開する事ができます。

 そして、収録作品は、今のところ「スーパースターソルジャー」「THE 功夫」「PC原人」「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」「イース I・II」「ダンジョンエクスプローラー」が発表されていて、この後も続々追加していく予定とのことです。

 まだ発売日や価格などは発表されていませんが、コナミが公式Twitterのコメント欄には「これは買う。絶対買う」「待望のミニの誕生です」「これを待っていたー!!!」と、当時「PCエンジン」に夢中になった多くのファンから歓喜の声が寄せられています。

<出典・引用>
KONAMI コナミ公式(@KONAMI573ch
※画像はKONAMI コナミ公式Twitter(@KONAMI573ch)より。

(佐藤圭亮)