サントリーの「クラフトボス」に2020年3月3日、新しく「スペシャルティ微糖」が仲間入り。これに合わせた新CMでは、古市憲寿さんとりんごちゃんというCM初出演のフレッシュな顔ぶれと、子供だけど経験豊富な寺田心さんが登場し、新しい風を吹かせています。

 クラフトボス スペシャルティ微糖は、個性あふれる5種類のコーヒー豆をブレンドした特別な味わいの商品。そのCM「新しい風・ブレンド」篇では、堺雅人さん、成田凌さん、杉咲花さんが働くオフィスに新戦力が加わりました。

 ジョーンズをともない、成田さんと杉咲さんのところへやってきた堺さん。「新人、個性派ぞろいなんだって?」と尋ねると、杉咲さんは「はい、そうなんです」と言って、新人たちの方を見やります。


 その視線の先にいる新人はというと……オネエキャラだけど、一転「炎上なんか気にしなくていいっしょ」と野太い声で話し始めるりんごちゃん。かわいいのか男前なのか……。

 見かけは完全に子供だけど「子供じゃないんだから、駄々こねるのはやめましょうよ」と、話す内容は完全に経験豊富な大人の寺田心さん。その表情も大人の余裕が漂います。

 そして、得意先との打ち合わせで「部長のご意見、正しいだけで全然面白くないですよね」と、包み隠さずバッサリ言い放ってしまう古市憲寿さん。笑顔だった隣の同僚が顔色を変え、古市さんを見る様子など、いかにも普段の古市さんを見ているようです。

 思わず「個性派すぎる……」と漏らす堺さんに、成田さんは「個性がブレンドされて、スペシャルなチームになるんです」と一言。その組み合わされた指に合わせて、新しいメンバーとラグビーのスクラムを組むイメージが投影されます。

 ところが、堺さんが「次のプレゼン、頑張ってやってみようか」とラグビーボールをりんごちゃんにパスすると、りんごちゃんから寺田さん、古市さんへと次々「できなぁい」「できません」パスという名のたらい回し。パスする相手がいない古市さんが仕方なく「僕も……」と堺さんへボールを戻そうとすると、りんごちゃんが男前な声で「やれよ!」と押しとどめます。どうもラグビー日本代表のように、ワンチーム(チーム一体)の掛け声でうまくいくという訳ではない様子。

 今回がテレビCM初出演となった古市さんとりんごちゃん。古市さんは「僕が本当に言いそうなセリフばかりだったので、普段のコメンテーターの時と変わりなくできたかなと思います」と、リラックスした状態で撮影できたそうで、共演した堺さんも「何の違和感もなく演じていました」と驚いていたとか。

 途中で男前な声に豹変するりんごちゃんですが、意外にもモノマネ以外で野太い声を出すのはテレビで初めてのこと。そのせいか、つい「低い声になると、どうしてもネタでやる方々に似てきちゃって」と、イメージ通りの声色に調整するのが難しかったようです。

 クラフトボスのCMでお馴染みの堺さんに吹く「風」ですが、堺さんによると今回の撮影では「『ブレンド』篇だけに、風の吹き出し口も1つではなくて、いくつかブレンドされてるんですよ。感動しました」と、目に見えないこだわりもあった様子。どのように風が当たっているのか、何度も見て細かくチェックしたくなりますね。

情報提供:サントリー食品インターナショナル株式会社

(咲村珠樹)