猫さんは意識を集中するあまり、時々「なぜそんな格好に?」というポーズになっていることがありますよね。窓辺で飼い主さんに甘えているうち、なぜか「ぐるり~ん」と回転ポーズになってしまう猫さんが、Twitterで注目を集めています。

 窓辺で器用に「ぐるり~ん」とポーズを決めているのは、4歳になる女の子のリリーさん。北海道の牧場で働いている、Twitterユーザーのしんばぷーさん(@shinbaba10)さん宅の猫さんで、同じく白猫のぷるさんと暮らしています。

 リリーさん、窓辺でしんばぷーさんに甘えてすりすり……としていると、なぜか身をでんぐり返しのように一回転させてしまうんだそうです。これはリリーさんの癖のようで、ツイートでは「今と3年前 体が大きくなったぶん、この場所ではこれがギリだよね でも変なポーズは健在」と、3年前の写真が並べられて比較できるようになっています。

 3年前、リリーさん1歳の頃は、まだ体が小さかったせいか、窓辺で器用に一回転したポーズ。よくこんな不安定な姿勢で落ちないな……とバランス感覚の良さに驚いてしまいます。

 4歳になった現在は、というと体が大きくなったため、場所が狭くて一回転まではできないものの、やはり頭を下につけ、ひっくり返った姿勢。ちょっと窮屈そうですが、まるで三点倒立をする直前みたいな感じです。

 実はリリーさん、妙なポーズをとってしまうことで、ネットの猫好きの間では知られた存在。弊社でも以前、遊んでいるうちにガニ股で立ち上がり、ドジョウすくいのようなポーズになった様子を記事にしたことがあります。


 窓辺で一回転や二足直立ポーズなど、不思議な姿勢になってしまうのは、ある意味リリーさんのバランス感覚が良く、運動神経も優秀な証拠かもしれません。しんばぷーさんはじめ、好きなものに意識を集中させつつ、アクロバティックなポーズでもバランスを崩さない……人間だったら、体操選手かアクションスターになっていたかもしれませんね。

<記事化協力>
しんばぷーさん(@shinbaba10)

(咲村珠樹)