「こんな顔されると貢ぎぐせが止まらないんだなぁ…………」

 このつぶやきとともに、写真をTwitterに投稿したもこらぺ姉妹ねこさん(以下飼い主さん)。

 一体誰に見つめられているかというと、赤い蝶ネクタイ型の首輪が特徴的な愛猫のらぺちゃん。クリっとした黒い瞳で、片方の前脚を飼い主さんの足へちょこんとタッチしながら、上目遣いで見つめています。

 さらに今度は、もう片方の前脚もタッチ。顎を上げながら、身を乗り出すかのように見つめてきて、まるで「お願いなんだニャン……」と言っているかのよう。

 と思いきや、お次はすっと身を引いて、ただじっと凝視。「押してダメなら引いてみる」という言葉が猫の世界にもあるかは存じませんが、硬軟織り交ぜたらぺちゃんの「お願い」となっています。

 しかしながら、ニャンという「破壊力」。どうやらそのように感じたのは筆者だけではなかったようで、投稿のリプライ(返信)欄には、「なんでも買ってあげたくなっちゃう」「貢ぎたいにゃん」とらぺちゃんへ「献上」を希望する方が続出する事態に。

 ちなみに飼い主さんによると、らぺちゃんは現在生後9か月なんですが、子猫の頃から、今回の投稿のような目で訴えてくるそう。この日は、おもちゃを取ろうとした際に「披露」したとのこと。余談ですが、飼い主さんはそんならぺちゃんを見る度に、ついついAmazonで猫用のおもちゃを買ってしまい、結果“貢ぐ”ことになっているんだとか。

 あざとかわいいを、Twitter上にも振りまいたらぺちゃんですが、普段は緑の蝶ネクタイ型の首輪がトレードマークのもこちゃんと同居。2匹は姉妹ということで、自由奔放ならぺちゃんに対し、大人しいもこちゃんという「構図」で日々過ごしているそうです。

https://twitter.com/mocorape/status/1345656289553215488

<記事化協力>
もこらぺ姉妹ねこさん(@mocorape)

(向山純平)