静岡県周辺が舞台でキャンプをテーマとしたTVアニメ「ゆるキャン△」と富士山静岡空港に営業所を構えるレンタカー会社4社がコラボし、レンタカーにキャラクターが描かれた「ゆるキャン△」×静岡県ラッピングカーが誕生。富士山静岡空港にて2月1日よりレンタルが開始されており、3月31日までの期間実施されるそうです。

 「ゆるキャン△」は静岡県や山梨県を舞台に女子高生たちがキャンプをしたり日常生活を送ったりする様子をゆるやかに描く人気作。原作者のあfろ氏本人のアウトドア経験や取材を元に作品内に織り込まれたキャンプノウハウや日本の自然の美しさが話題となっており、原作コミックスは累計500万部を突破するほどの人気を博しています。

 2018年1月にTVアニメ化され、2020年にはスピンオフの「へやキャン△」もアニメ化。同年には福原遥主演でドラマ化もされました。2021年1月からはTVアニメ最新作となる「ゆるキャン△ SEASON2」が放送されており、劇場版の制作も決定。春にはドラマ第2期の放送も予定されています。

 先日レンタルが開始されたコラボラッピングカーは2種類。メインキャラクターの志摩リンをシルバーの日産セレナの中央に配置した「志摩リン号」と、同じくメインキャラクターの各務原なでしこを白のトヨタシエンタの中央に配置した「なでしこ号」です。利用料は「志摩リン号」が1万2870円、「なでしこ号」が7700円。どちらも6時間からレンタルが可能です。

 「ゆるキャン△」と静岡県は以前からイベントへのブース出展やオリジナル動画公開などで度々コラボしており、現在は声優のサイン入りパネルや台本などを見ることができるパネル展を実施中。1月22日~2月28日までは富士山静岡空港にて、3月3日~3月28日の期間は道の駅 富士川楽座にて開催しています。

(C) あfろ・芳文社/野外活動委員会
情報提供:静岡県