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猫の交通安全意識を高める「金曜ドーロショー」 まさかの「金曜ロードショー」CM枠で1回限り放送決定

 2月22日は「猫の日」。交通事故に遭う猫を減らそうと「全国交通にゃん全運動」キャンペーンを展開するカー用品店のイエローハットは、京都大学の監修による猫参加型の「交通にゃん全クイズ」を2021年2月17日に公開。19日21時~の日本テレビ系「金曜ロードショー」CM枠では、猫の交通安全意識を高めるミニ番組「金曜ドーロショー」が1回限りで放送されます。

  •  室内飼いの子も多くなりましたが、猫が犠牲になる交通事故はまだまだ多く、NPO法人 人と動物の共生センターが発表した「全国ロードキル調査報告」によると、年間で推計34万頭もの猫が交通事故に遭っているといいます。カー用品店のイエローハットでは、交通事故に遭う猫を減らしたいと、毎年2月22日の猫の日に合わせ「イエローハット 全国交通にゃん全運動」キャンペーンを展開しています。

    イエローハット店頭で先着100名に配布されるキャンペーンステッカー

     2020年には、猫の習性に基づき座ってみたくなる「猫専用フォトスポット」を新聞広告として掲載し、交通安全啓蒙ポスターが手軽に撮影できる取り組みを行った全国交通にゃん全運動。2021年も京都大学動物心理学研究チーム「CAMP-NYAN」が監修した、猫の心理を応用して人間と一緒に交通安全について学べる「交通にゃん全クイズ」が公開されました。

    猫用の「交通にゃん全クイズ」

     このクイズは、猫が聴覚面で興味を持ちやすい「子猫の鳴き声」や、視覚面で興味をひきやすい、ねずみや猫じゃらしなど「狩猟本能をいかした画面の動き」、そして猫自身が問題を解くことのできる「肉球タッチ方式」を採用。猫が参加したくなるような仕掛けが用意されているだけでなく、クイズに参加すると「CIAO ちゅ~る」がもらえるチャンスもある……という、どこまでも猫のことを考えた交通安全啓蒙クイズになっています。

    「交通にゃん全クイズ」スタート画面
    「交通にゃん全クイズ」問題の一例
    猫自身で回答できる
    「交通にゃん全クイズ」正答例

     猫カフェ2店舗で行われた実証実験では、実に約85%(スタッフ感覚値)という優秀な正解率をマークしたという「交通にゃん全クイズ」。回答をTwitterで投稿すると、抽選で「CIAO ちゅ~る&ハットにゃんぬいぐるみ」が当たるチャンスも用意されています。

    「交通にゃん全クイズ」実証実験の様子
    Twitterに回答を投稿すると抽選で「CIAOちゅ~る&ハットにゃんぬいぐるみ」が当たる

     また、2月19日の21時から日本テレビ系で放送される「金曜ロードショー」CM枠内のどこかでは、このクイズをモチーフにした、猫のための交通にゃん全番組「金曜ドーロショー」が放送されます。飼い主である人間が見ても楽しめるのですが、猫の視覚や聴覚に合わせて作られているので、猫と一緒に見るとより楽しめるといいます。放送は1回限りなので、要チェックですね。

    猫向けの交通にゃん全番組「金曜ドーロショー」
    「金曜ドーロショー」に見入る猫たち

     イエローハットの「全国交通にゃん全運動2021」キャンペーンサイトでは、この「交通にゃん全クイズ」を楽しめるほか、実証実験や「金曜ドーロショー」試写会の様子を紹介する動画も公開。Twitterプレゼントキャンペーンの応募期間は、2021年2月17日~2月28日となっています。

    情報提供:株式会社イエローハット

    (咲村珠樹)

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