2021年2月14日付の新聞に掲載され、その再現度が話題になったファミリーマートの健康食品通販風な全面広告。2月24日付の新聞に再び登場しました。
前回のおにぎりに続き、今度の商品はお弁当。なぜ健康食品風?と疑問に思ってしまいますが「安心・安全」を目指す食品添加物削減の取り組みを伝えるため。24日~28日にはお弁当50円引きセールも実施されます。
2021年2月24日付の読売新聞に掲載された、ファミリーマートの「健康食品通販風」全面広告第2弾。「○○地方にお住まいの65歳以上の方へ」という呼びかけ文は、北海道から九州まで、全部で10種類もあるという徹底ぶりです。
また、各地の有力地方紙にも全面広告を掲載。原則は全国紙の読売新聞と同様、地方ごとの呼びかけとなっていますが、静岡県の地方紙、静岡新聞向けに「静岡県にお住まいの」と、さらにピンポイントな呼びかけがされたそうですよ。
わざわざ「65歳以上」と高齢者層に呼びかけ、そしてファミリーマートの澤田社長(63歳)が顔出しして「同世代の皆様にも」と、いかにも健康食品の広告っぽさを出しているのには、理由があります。ファミリーマートでは「安心・安全」をキーワードに、オリジナル商品について独自に設定した品質管理基準に従って商品の開発を行い、積極的な食品添加物の削減に取り組んでいるんだとか。
特におむすび、お弁当などの米飯類は、2002年から合成着色料などの使用を中止し、2005年には天然甘味料の使用も中止しています。また2018年からは、美味しさとボリュームはそのままに、減塩をすすめる「こっそり減塩」の取り組みを進めているといいます。
第1号として2018年8月に、御予約弁当「炙り焼 鮭幕の内弁当」788円(税込850円)がコンビニエンスストアで初めて、健康に関する要素を含む栄養バランスのとれた食事(スマートミール)に認証。2020年11月には、厚生労働省とスポーツ庁が主催する「第9回 健康寿命をのばそう!アワード」で、生活習慣病予防分野での「厚生労働大臣 最優秀賞」を受賞しています。
今回の広告でフィーチャーされたのは、おうちごはんをちょっと贅沢に、という新商品「至福の洋食弁当」。これを含む対象のお弁当各種での50円引きセールが、2021年2月24日~28日まで、全国のファミリーマート約1万6700店で始まりました。
たとえば、至福の洋食弁当シリーズの「肉の旨み感じる ビーフハンバーグ弁当」では、通常税込598円が税込548円に。「やわらかビーフと野菜とけこむ コクが自慢の欧風カレー」は、税込498円が税込448円になります。
情報提供:株式会社ファミリーマート
(咲村珠樹)