「最近どこかで見た構図」というつぶやきとともに、1枚の写真を投稿したMokoさん。線路の上を走る蒸気機関車らしき車両に、赤いヘルメット・赤いチョッキと赤尽くしのコスチュームを身に纏い、これまた赤いバイクにまたがる“隊長”の姿が写っています。
その構図は先日ネット上を騒がせた、神奈川県の私鉄を巡る騒動を連想させますね……ってこれマイトガインやないかい!
「時事ネタですね(笑)」と、投稿背景を語るMokoさん。先述の私鉄に関するニュースを見ての着想だったそうです。
とはいえ、“オリジナル”の再現は、既にあちこちで散見されていたそう。そこで思い立ったのが、先述したマイトガインこと、1993年から1994年にかけてTV放映された「勇者特急マイトガイン」に登場する、主人公「旋風寺舞人」と、サポートメカ「ロコモライザー」を使っての”ファンアート”。そしてこれは、何とレゴブロックを用いてMokoさんが作り上げたもの。
実はMokoさんは、LEGO認定ビルダーである三井淳平氏のもとでアシスタントを勤めている気鋭のビルダー。マイトガインなどの「勇者シリーズ」をはじめとしたロボットアニメや特撮など、様々な作品をモデルにして、それをレゴブロックにて再現。自身のSNS上で紹介するたびに反響をよんでいます。
またMokoさんにとってマイトガインは、「子供の頃大好きで観ていたアニメのひとつです」と、自身のブログ「レゴ道」のマイトガイン制作記事において記述するほどの思い出の作品。
記事内では、舞人隊長やロコモライザーの他にも、ガインにマイトウイング、そしてもちろん合体時のマイトガインを紹介していますが、実はヒロインの吉永サリーもレゴブロックで再現しており、作品愛の深さが随所にかいま見えます。
そんなMokoさんですが、現在は編集部で以前紹介したこともある「リック・ディアス」に続くガンダム系MSの新作として、「マラサイ」を鋭意制作中。
さらに、自身のオリジナルとして「キューブロボ」という、可変ロボットシリーズも併行して制作。こちらについては、YouTubeチャンネル「Moko Brick Laboratory channel」にて動画が公開されています。
最近どこかで見た構図 pic.twitter.com/lsdHOde4Jz
— Moko (@LEGOdouMoko) August 9, 2021
<記事化協力>
Mokoさん(Twitter:@LEGOdouMoko/Instagram:@legodoumoko)
(向山純平)