「求心顔」と呼ばれる、顔のパーツを中心に寄せたぬいぐるみを作っている求心フレンズさん。
「ふしぎかわいい」をコンセプトにした作品群は、独特の存在感も相まってSNS上で注目を集めることがしばしば。つい先日Twitterで公開した作品もまた、独特な個性を放っています。
「『み』のぬいぐるみ」というタイトルとともに紹介されたのは、なんと平仮名の「み」をモチーフにしたぬいぐるみ。
「平仮名の中で、一番生き物っぽい形をしているなと思ったんです」と、作るきっかけを語る求心フレンズさん。
今回こだわった部分は「み」の形状だといい、「全体的に丸いフォルムにして型紙を作って、生き物感を出すように意識しました」とのこと。
求心フレンズさんの作品は、先述の通り「求心顔」が最大の特徴。しかし今回は、「み」という形を配慮してか、中央ではなく左下の丸く囲んでいる枠の部分に設けられています。このため今回の制作においてもっとも苦労したのは、その部分だったそうです。
「布を丸くくり抜いて縫ったんですが、最初は歪になったりしてなかなか上手くいきませんでしたね」
このような試行錯誤も経て、生み出された「み」のぬいぐるみ。白くて全体的に丸みを帯びた“フォント”は、どことなく優しさが伝わってくるものになっています。
なお、求心フレンズさんは、ピンク色の「み」も後の投稿で紹介しています。白とのツーショット写真で写し出されたそれは、自然と笑みがこぼれる「ふしぎかわいい」癒やしアイテムとなっていました。
「み」のぬいぐるみ(冬毛) pic.twitter.com/iQsb0e4lic
— 求心フレンズ (@inutte_iina) September 5, 2021
— 求心フレンズ (@inutte_iina) September 6, 2021
<記事化協力>
求心フレンズさん(@inutte_iina)
(向山純平)