透き通るキーに青く光るLEDが美しい、まるでイルミネーションを連想させるようなキーボードが注目を集めています。

 ツイッターユーザーのイゼさん(@Ize628)は市販されているキーボードに自作した透明のキーボードキャップを取り付け、自分好みの作品にリメイクしました。LEDがキーを透けて光る様子は、時間を忘れてずっと見ていられそうです。

 この製品を使用して透明のキーボードキャップを自作するアイデア自体はYouTubeにて見たもの、とのことですが、イゼさんは雪や氷をイメージした冬のデザインにアレンジ。言われてみるとキーの形って何となく氷の形に似ていますよね。

キーキャップ制作中の様子

ひとつひとつ手作業で作っていきます

 素材にはレジンを使用しており、一つ一つキーキャップを型に流し込んで固めたもの。固まったらニッパーでバリを取り、やすりで削って、最後に文字シールを貼ってトップコートレジンを塗って完成。……と、文字にすると簡単に作れてしまうような気もしますが、制作時はキーの接続パーツが欠けてしまったり、隣り合うキー同士が干渉して打てなくなってしまったりと失敗も多かったそう。

ラメやフィルム、スパンコールがキラキラ輝きます

 また、ただレジンで固めるだけでなく、中には雪の結晶の形をしたスパンコールやオーロラフィルム、ラメが入っておりキーを押さずともキラキラ輝く仕様に。さらにキーボードの下半分は青色でグラデーションを付けていたり、一番上の列は透明感を出すためにあえてラメを入れていなかったりと細かいこだわりも満載です。

まさに冬にぴったりのキーボード

 苦労した甲斐もあり、出来栄えには大満足というイゼさん。隣り合うキー同士の干渉もなく、製作時に心配していた青い色のキーの文字が見づらいということもなく、非常に快適とのこと。理想のキーボードが手元にあることがとにかくうれしくて、いつもよりたくさんタイピングしてしまうそうです。

<記事化協力>
イゼさん(@Ize628)

(山口弘剛)