寒さを苦手とする猫ちゃんは多いと聞きます。窓際で外を眺めながらぷるぷる震えていた黒猫のくろあんくん(通称ろんくん)。飼い主にサンタクロースのケープを着せてもらってとても暖かかったみたい。寒さで丸くなっていた背筋もシャキッと伸びたようです。

 ツイッターユーザーのAKRさん(@bou128)と共に生活するろんくんは、窓際で景色を眺めながら外の空気を吸うのが毎日のルーティン。季節に関わらず昼間は窓辺に座っている姿を、たびたびAKRさんに目撃されています。

ケープを羽織って外を眺めるろんくん

 とはいえ冬の寒さはさすがに骨身にこたえる模様。「寒いから暖房の効いた部屋に行こうよ」と何度誘ってもぷるぷる震えながら頑なに動こうとしないので、見かねたAKRさんがサンタのケープを着せてあげました。

 元々はクリスマスのコスプレ用に購入したというサンタのケープでしたが、今では「ろんくんが寒いところにいる時に着せる用の防寒具」に。これがあれば寒い冬の窓際でもへっちゃらです。

暖かいのかとても気に入っているみたい

これで寒さ対策もばっちりです

 ろんくんもケープが気に入っているみたい。寒いところで着せると一向に脱ごうとせず、好きな姿勢を保ったまま外の景色を楽しんでいます。ケープに包まれた途端、ピタッと震えが止まったろんくんを見てAKRさんも「やっぱり寒かったの我慢してたんじゃん……」と胸をなでおろした様子。

 外の空気を十分に堪能し、ルーティンを終えると窓辺から離れて別室に移動したろんくん。ソファに座るAKRさんの前で「これはもういらない」と言わんばかりに自らケープを脱いで置いていったそう。やっぱりケープを着なくても暖かく過ごせる部屋の中が一番みたいです。

<記事化協力>
AKR@3巻でましたさん(@bou128)

(山口弘剛)