人間もそうなのですが、ペットにとっても食事は楽しみのひとつ。ご飯の気配を察すると、呼ぶ前からどこからともなく現れる子もいるようです。みんな揃ってすやすやと寝ている子猫たち。ご飯の用意をする物音に気づくやいなや、猛ダッシュで飼い主さんによじのぼる「ビーチフラッグ」を思わせる活発さを見せてくれます。
オイルヒーターの前に設けられたペット用のベッドで、折り重なるように寝ている4匹の子猫たち。この子たちは保護猫シェルターで暮らしている猫ちゃんです。
ぐっすり眠っていて、動画を撮影されていることにも気づかない子猫ちゃん。よっぽど遊んだせいなのか、本当にピクリともしません……と思った次の瞬間。
何かの物音に気づきました。一斉に目を覚まし、音の正体を見極めようとしますが、ちょうど後ろを向いていた三毛の子がいち早く気づいたようです。
これは「ご飯の音だ!」ベッドから跳ね起き、ご飯の用意をしている飼い主さんの足に飛びつくと、瞬く間に登っていきます。続いて、ほかの3匹も猛ダッシュ。
三毛さん2匹はうまく人間の体を登りきり、棚の上で食器に分けられている最中のご飯にむしゃぶりつきました。茶トラの子2匹はちょっと出遅れてしまった様子。
まるで子猫によるビーチフラッグ競技を見ているようですが、飛びつかれる人間の側はどうなんでしょうか?うかがってみると「音と匂いで気づかれたー!という感じでした!」と、先回りされてしまったことを悔しがるコメントを寄せてくれました。
熟睡中と思ったのですが、ほんのわずかな物音でも「ご飯の音」とそうでないものを聞き分け、判断しているとは驚きです。楽しいことには全力、という子猫のバイタリティはすごいですね。
こちらには子猫ちゃんだけでなく、元保護猫の先住猫さんもいて、その様子はYouTubeチャンネル「うにむぎはちむーの保護猫シェルター」でも見ることができます。先住猫さんが子猫ちゃんたちの世話を焼く様子などもみられますよ。
https://twitter.com/uni_mugi_hachi/status/1470002996394164224
<記事化協力>
仲良し保護猫うに はち むーさん(@uni_mugi_hachi)
(咲村珠樹)