NHK Eテレで放送されている乳幼児向け番組「いないいないばあっ!」に登場するキャラクター「ワンワン」。かわいい見た目に加え、明るく親しみやすいキャラクターで子どもから大人まで幅広い層に人気のあるキャラクターです。
そんなワンワンを模したぬいぐるみを、ツイッターユーザーのいしちゃんさん(@ishi_20200104)の義理の母が、孫のために自作。いしちゃんさんの息子さんへとプレゼントしてくれたのですが……見た目はちょっと違うけど苦労した様子がうかがえる愛情あふれる「ワンワン」になっていました。
2歳になるいしちゃんさんの息子さんはワンワンが大好き。今回のぬいぐるみは、それを知った義理の母がぜひプレゼントしたい!と編んだ作品です。
いしちゃんさんの義理の母は、もともと編み物をたしなんでいました。しかし、ぬいぐるみを作ったのは今回が初めて。加えてワンワンのことを詳しく知っているわけでもなく、図案があったわけでもなく、ワンワンの写真一枚だけを頼りに編んだものなのだそうです。
普段会う回数は少なくても息子さんのことをとてもかわいがっているという義理の母。今回のぬいぐるみについても喜んでもらいたい一心で編み上げたものなのでしょう。
その気持ちは贈られた息子さん(義母からすると孫)にもしっかり伝わったようで、受け取った瞬間「ワンワンだ~!」と大はしゃぎ。義理の母も「初めて作ったけど喜んでくれてうれしい」と孫の姿に安堵していたそうです。
投稿には「ワンワン残業が多かったのかな……?」と見た目についてのコメントが多く寄せられている一方、「一歳の娘が画面を指さしてワンワン!と言っていました」「うちの息子たちからはボタンもついててかわいいと評判です」と子どもたちからはきちんと支持を得ている模様。11万件もの「いいね」が付くなど、大きな反響が寄せられています。
ちなみに、投稿者のいしちゃんさんも最初あまりのインパクトに驚いたそうです。このためTwitterに投稿する際、茶目っ気交えて「夢に出てきそう」と紹介していますが、これは普段の関係あってこそ。続く投稿では「私は編み物できないから、作ろうと思った義母はすごいと思う!」「義母が孫のために頑張って作ってたの知ってるので!そこは義母ありがとう!」と、義母への感謝の思いを綴っています。
とはいえ、編集部の取材ではこんな悩みも明かしていました「義母にバズりを伝えるかどうかは悩み中です。笑」。
本物とは少し見た目が違っていますが、プレゼントは相手を喜ばせることが最も大切。「肌触りフワフワでとても気に入っている」というワンワンのぬいぐるみは義理の母にとっても息子さんにとっても思い出深い一品となることでしょう。
https://twitter.com/ishi_20200104/status/1484102940940181507
<記事化協力>
時間に追われるいしちゃん ぐんすけ2yさん(@ishi_20200104)
(山口弘剛)