ワンちゃんはほぼ例外なくお散歩が大好き。自分が運動したいのと同時に、飼い主さんとお出かけする時間を楽しんでいるようにも見受けられます。
だからなのか、お散歩を終えた後でも、またお出かけしたい!という子もいるみたい。こちらの豆柴ちゃん、ペットキャリーのバッグに自分から入り、お出かけ準備を整えていますよ。
ピョコンとキャリーバッグに頭から飛び込んだのは、黒豆柴の「りんの」ちゃん。2021年1月31日生まれの女の子です。
明るくて、誰に対しても友好的だというりんのちゃん。普段はお淑やかだそうですが、ボール投げの「とってこい」遊びが好きな、活発な一面もあるんだとか。
もちろん、りんのちゃんはお出かけも大好き。「毎日家ではとてもいい子なので、少しでも時間ができるとつい楽しませてあげたくなり、わざと用事を作っては一緒にお出かけしています」と飼い主さんが語るように、大好きな人と一緒に外出するのは楽しみな時間のようです。
りんのちゃんが飛び込んだリュック型のキャリーバッグは、車移動ができない時に使っているものとのこと。たまたまこの時は、きれいに拭き掃除をして乾かしている最中だったそうです。
お散歩から帰ってきたばかりだけど、バッグが出されているので、ひょっとしたら「あれ、またお外へ連れて行ってもらえる?」と思ったのかもしれません。最初はいつも出入りするサイドの開口部を見ながら「ここ、開けてくれないかなぁ……」という具合に、前足でちょいちょいとファスナー部分をいじっていたといいます。
そんな様子を飼い主さんがスマホで撮影を始めてみると、りんのちゃんは途中で天面が開いていることを発見。それなら……と中を確かめつつ、飛び込んだら顔をのぞかせ「お出かけ準備完了!」といった表情を見せました。
ちょっと用事が立て込んでいて、すぐには外出できなかったという飼い主さん、わざわざ入ってくれたのに悪いと思い「しょうがないな~……。もう少ししたら出るかい?」と声をかけたんだそう。りんのちゃんは渋々、バッグから出てきて飼い主さんの手が空くのを待っていたんですって。
一通り用事を済ませ「約束通り、外出する用事を見つけてお供してもらいました」と飼い主さんは話してくれました。キャリーバッグを背負って現れると、りんのちゃんは嬉々として走り寄ってきたんだとか。
りんのちゃんは動物病院に行くことも大好きだそうで、キャリーが出ていることで「やった!お出かけだー!」と期待しているみたい。飼い主さんが約束を守ってくれることで、なおのこと外出を楽しみにしちゃうのかもしれませんね。
散歩終わってるのにバッグに入れば何処かに連れていってもらえると信じてる犬 pic.twitter.com/VSzXolbaFD
— 豆柴 りんの (@shibarin5) March 8, 2022
<記事化協力>
豆柴 りんのさん(@shibarin5)
(咲村珠樹)