子どもが文字を習得するために用いられる「あいうえお表」。小さなお子さんをお持ちのママパパはもちろん、自分自身が子どもの頃にも使った覚えがあるという方は多いと思います。
一般的には市販されているものを使いますが、ツイッターユーザー・キヨさん(@kiyomura_2525)のお母さんは、愛する孫のために得意の裁縫で手作り。フェルトでできた「あいうえお表」からはハンドメイドならではの温かみが感じられます。
キヨさんのお母さんは以前から裁縫が得意で、キヨさんが子どもの頃から洋服やバッグなど、身の回りの物を作ってくれていたのだそう。今回の作品ももうすぐ4歳になり、ひらがなを覚え始めたというキヨさんの娘さんのために制作されました。
ツイッターに投稿された写真を見てみると、それぞれの文字には文字にちなんだモチーフが刺繍されており、はがすと裏に大きく文字が書かれている、という仕様。ひらがなだけでなく、物の名前や数字の学習も同時にできます。
さらに、いくつかのモチーフには仕掛けが隠されているという遊び心も。「れ」冷蔵庫の扉を開けると中にアイスが入っていたり、「ぬ」ぬいぐるみは手足が動いたりなど、実際に触れることで言葉を直感的に学べるのも良い所です。
受け取った際は、キヨさんも娘さんもびっくり。元々手作りのあいうえお表をプレゼントするとは聞いていたそうですが、ここまでの大作とは思っておらず、「すごい!」と声を上げて喜んだとのこと。
早速写真に撮ってツイートすると、投稿には11万件もの「いいね」が付き、「わたしもめくってみたい!」「拡大してひとつひとつ見てしまいました」と、絶賛の声が相次いで寄せられています。
ちなみに、このあいうえお表は自宅のリビングに掲示し、娘さんがいつでも触れるようにしてあるとのこと。こんな素敵な学習ツールであれば、より一層楽しみながらひらがなを覚えられること間違いないでしょう。
ばあばがフェルトであいうえお表作ったって持ってきてくれた😂昭和の趣きと孫への愛すご、ちょっとした遊び心もある…当たり前だが60個もあんよ…ありがとうばあば🙏 pic.twitter.com/vx5d1gYyz2
— キヨ (@kiyomura_2525) May 21, 2022
<記事化協力>
キヨさん(@kiyomura_2525)
(山口弘剛)