世の中には色々な契約があり、金額の大きなものになると、締結する際にプレッシャーを感じてしまう場面もあります。家のローンなどがいい例で、捺印する際には責任を感じることも多いのではないでしょうか。

 ここにも、人間に付き添われ、深刻そうな顔でハンコならぬ肉球の手形をおしている猫の姿が。その表情から察するに、なにやら重大なことが進行しているように見えますが、さて……?

 大真面目な顔をして、肉球をペタリ……と型どりしているのは、ミヌエットのみにらくん。2歳になる男の子です。

 ツイートには「記念品の肉球型どり」とあったので、飼い主さんに詳しくうかがってみると「肉球の型を使った箸置きを作りたいと思って、市販の型どり用粘土を用意して作成している様子です」とのお答え。むにゅっとしたディティールの箸置きができたら、確かにかわいいですね。

 しっかり飼い主さんの膝に座り、手を委ねていることからも分かるように、みにらくんはとても協力的だったとのこと。撮影した時のタイミングで、表情がちょっと「重大な契約をしようとしている」みたいな雰囲気になってしまったようです。

手形を型どりするみにらくん(みにら日記さん提供)

 型どりを終えた後は、みにらくんがなめる前にウエットティッシュで手をきれいにしたそうで、特に粘土の感触を気にするような素振りもなかったようです。型どりした粘土は「恥ずかしながら本格的なものではないので、一応型を取るだけで完成としました(笑)」と飼い主さん。

 大きさ的に、みにらくんの肉球は箸置きにちょうどいい感じ。飼い主さんにとっても記念になるし、普段の食事もさらに美味しく楽しめそうですね。

<記事化協力>
みにら日記-MiniraDiary-さん(@MiniraDiary)

(咲村珠樹)