フランス発祥の洋菓子「カヌレ」。外はカリッと、中はフワッとした食感が魅力の焼き菓子として知られていますが、お菓子作家の「ぎーすけ」さんが作った斬新すぎるカヌレがツイッターで話題になっています。

 元のカヌレと比較すると、色はやや薄め。上からソースがかけられ、マヨネーズ、青のりをトッピング。仕上げに鰹節をパラパラと……って、これたこ焼きやないかい!

 そう、ぎーすけさんが作ったのは、なんとカヌレ型を用いたたこ焼き。投稿された写真では、中身も確認できますが……はい、しっかりとたこが入っていますね。スイーツ?いや……料理?と、なかなか理解が追い付きません。

 話をうかがうと、カヌレ型を使って何かほかのスイーツを作れないかな……と考えていた際、居住地が関西ということもあり、なぜかスイーツではない粉もんのたこ焼きが思い浮かんだのだそう。なるほど、その発想はなかった。

 材料や作り方は普通のたこ焼きと全く同じ。異なるのは鉄板ではなく、カヌレ型に油を塗り、オーブンを使って焼き上げるところです。それで本当に焼けるの?という疑問は、この仕上がりを見れば一目瞭然でしょう。

材料はたこ焼きと同じ

カヌレ風たこ焼き

 また、気になるお味についても、「いつものたこ焼きですね。笑」と、ぎーすけさん。食感はもちもちとしており、鉄板で焼くたこ焼きと遜色なく、おいしく食べられたようです。

 家にたこ焼き器がなくても、カヌレ型さえあれば作れる気軽さもいいですね。100円ショップなどでも購入できますから、食べてみたい!と思った方は、自作してみてはいかがでしょうか。

<記事化協力>
ぎーすけさん(@gi_kun_cake)

(山口弘剛)