子どもの前ではいつも笑顔でいたいと思っていても、ついイライラしてしまう子育て。なかなか上手く行かない子育てに悩み、育児書を手に取るママは多いのではないでしょうか?

 ツイッターユーザーのちくまサラ@7y&3yさん(以下、ちくまサラさん)もその1人。Twitterに投稿した育児書と現実のギャップを描いた漫画が、ママたちからの共感を集めています。

 長女のムーコちゃんが5歳の時に、育児書を読んでいたちくまサラさん。漫画は、「イライラしない子育て」についての文章に続きます。

育児祖を読んでよく目にするのが

イライラしない子育て

「つい怒ってばかりになって、自己嫌悪してしまうお母さんも多いと思います。でも待って!そんなに子供を叱る必要はありません。日常の最低限の生活習慣さえ身につけばいいのです。それ以外のことは、『まあいっか』の精神で受け流しましょう。」

 しかし、ちくまサラさんがイライラしてしまうことを思い返してみると、「ハミガキしないと虫歯になるよ」、「外から帰ったら先に手を洗うの」、「早く寝ないと起きられないよ!」と日常の最低限の生活習慣のことばかり。

 「『最低限の生活習慣』だけで、めっちゃイライラしてしまうんですけど」と顔を覆うちくまサラさん。実際の子育ては、育児書どおりにはいかないようです。

「ハミガキしないと虫歯になるよ」

 このツイートには、「わかりみしかない」、「イライラしない人なんているの!?」、「最低限の生活習慣を身につけさせるのが大変なのです」など、共感の声が多数寄せられています。

 ちくまサラさんに話を聞くと、このエピソードは約2年前に怒った出来事。「ハミガキ」や「手洗い」の他、「駐車場で走らない」、「横断歩道では手をつなぐ」など、命の危険に関わることを教える際にも、何度も注意するうちにイライラが募ってしまったと当時を振り返ります。

 現在小学1年生になったムーコちゃんですが、「お風呂」や「歯磨き」などは何度言っても反応しないことがあるとのこと。そんなときは今でもイライラしてしまうそうです。

 ちくまサラさんは、育児系を中心としたエッセイ漫画を描くライブドアブログ公式ブロガー。ブログ千曲がり奮闘記~紆余曲折の育児記録~には、この他にも共感できる育児漫画がたくさん掲載されています。(LINEでブログ更新通知を受け取る

<記事化協力>
ちくまサラ@7y&3yさん(Twitter:@chikumababy/Instagram:@chikuma_sara

(一柳ひとみ)