猫の顔の形をしたイチゴやキウイの断面。それを間に挟んだ、とても可愛いフルーツサンドが話題になっています。
実はこれ、粘土で作られたキーホルダー。どんなに食べたくても食べられません。
フルーツサンド型のキーホルダーを作ったのは、自作のフェイクフード作品をTwitterで紹介している、CHATORARAさん。
今回の作品も、食パンの質感やイチゴとキウイの瑞々しさなど、粘土で作られているとは思えません。Twitterに投稿すると、あまりのクオリティーの高さに勘違いしてしまった人もいたようです。コメント欄には「フルーツの香りがした」などの声が寄せられています。
■ テーマは「萌え断」
作者のCHATORARAさんに話をうかがいました。
この作品は2022年の冬ごろに制作されたもので、つくるきっかけはフルーツサンドの「萌え断」が少し前に流行っていたことから。「萌え断」とは、食べ物の断面が美味しそうで萌える状態のことをさします。
そして断面の形は「断面がねこさんの形をしたフルーツだったら、かわいいだろうなぁ」という思いつきから決められました。
試作から完成までにかかった日数は、約1か月。とにかくパンやフルーツの「質感」にこだわったそうです。
特に食パンは表面と側面の質感を1つずつ仕上げなければいけなかったので、非常に時間がかかる作業。フルーツも、普段作っているものより小さかったり、キウイの種を埋め込む作業があったりで、大変だったといいます。
■ 完成した時はガッツポーズ
食パンやフルーツの他にも、クリームの塗り方などCHATORARAさんのこだわりがたくさんつまった今回のフルーツサンド型のキーホルダー。「ふんわりとした食パンにサンドされた、猫のフルーツの瑞々しさと可愛さをご覧頂けたら嬉しい」と語ります。
今回、多くの人から反響があったことについては、1年ほど前の作品だったので驚いている様子。
フルーツの断面が猫の顔の形をしているフルーツサンド型のキーホルダーは、完成した時にガッツポーズをするくらい、可愛いものができたと満足する作品だったそう。
そのためたくさんの人に「可愛い」と言ってもらえて嬉しく感じると喜んでいました。次回は、フルーツを変えたりするなど、アレンジを検討しているそうです。
#たとえ反応が薄くてもツイッターの仕様のせいに違いないと思えばいい作品をあげまくろうぜ
フルーツサンド🐱💓
機会があればリニューアルして作りたいですっ❣️ pic.twitter.com/wDCTZkmhDw— CHATORARA (@CHATORARA_shiro) July 5, 2023
<記事化協力>
CHATORARAさん(@CHATORARA_shiro)
(佐藤圭亮)