おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

懐かしの給食メニューを完全再現 「平成こじらせ部屋」のYouTube企画がすごい

 主に平成初期のキッズ向けアイテムを中心とした懐かしい物を収集し、その様子をSNSやYouTube等で発信している「平成こじらせ部屋」さん。最近始めたというYouTubeの生配信で、面白い取り組みを行っているようです。

 それは給食を作って、食べながら懐かしい話をする、というもの。Xにはその給食メニューが投稿されていますが……とても自宅で作っているとは思えないレベルの完全再現ぶり(ある一点を除いて)。もはやこっちをメインに据えても良いのでは……と言えるほどのクオリティです。

  •  この日の献立は、揚げパン、ミネストローネ、春雨サラダ。あとは牛乳があれば完璧ですが、牛乳ポジションには、先述で「ある一点」としていたストロング系チューハイが配置されています。ある意味大人だからこそできる給食の楽しみ方と言えそう……。

     配信は毎週金曜日に行っており、給食を作るのは今回が2回目。”懐かしい”に浸るために以前から給食を作ってみたいと考えていたため、食器類は前もって用意していたのだそう。普通に買えることにびっくり。

    懐かしの給食メニューを完全再現

     メニューについては、「懐かしい給食」や「好きだった給食」といったワードで検索し、ヒットしたレシピの中から組み合わせているとのこと。ミネストローネにはABCマカロニが使われているなど、その再現ぶりには余念がありません。

     一方、定番の揚げパンについては、投稿主さんの住む地域では給食で出なかったらしく、食べるのは今回が初めてなのだとか。他のメニューも含め、肝心の味については「もっと美味しかったような……」と今ひとつ納得がいっていないもよう。学校の教室で、皆でワイワイしながら食べるからこそ、感じられるおいしさがあるのかもしれませんね。

     もちろん、今後も生配信時の給食メニュー再現には取り組んでいくそうで、給食のカレーの再現や、視聴者から教わった地域限定の給食などに挑戦することを検討中とのこと。「平成こじらせ部屋」さんの生配信は、毎週金曜19時から開始です。

    <記事化協力>
    平成こじらせ部屋さん(@heisei_kojirase

    (山口弘剛)

    あわせて読みたい関連記事
  • ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる
    商品・物販, 経済

    ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる

  • カレーシチューに、フレンチサラダ、本当にまずかった脱脂粉乳他(2300円)
    イベント・キャンペーン, 経済

    昭和の“たのしい給食”が期間限定で復活 脱脂粉乳まで再現した「絶滅危惧食フェア」…

  • 「闘神伝」が令和に復活 PS黎明期を支えた3D格闘ゲームが現行機に移植決定
    ゲーム, ニュース・話題

    「闘神伝」が令和に復活 PS黎明期を支えた3D格闘ゲームが現行機に移植決定

  • 実家の一室をレトロゲームショップ風に改造 本物の什器も揃えた昭和男児の夢空間
    インターネット, びっくり・驚き

    実家の一室をレトロゲームショップ風に改造 本物の什器も揃えた昭和男児の夢空間

  • 携帯ゲームに残っていた中2の頃のオタク部屋写真 11年前の「青春」がエモすぎる
    ゲーム, ニュース・話題

    携帯ゲームに残っていた中2の頃のオタク部屋写真 11年前の「青春」がエモすぎる

  • 日本最古の弁当屋の「実在しない“かつての”テレビCM」架空CMソングユニットが制作
    インターネット, おもしろ

    日本最古の弁当屋の「実在しない昭和テレビCM」架空CMソングユニットが制作

  • 早すぎた名機「バーチャルボーイ」が令和にまさかの復活 Nintendo Switchでプレイ可能に
    ゲーム, ニュース・話題

    早すぎた名機「バーチャルボーイ」が令和にまさかの復活 Nintendo Swit…

  • 伝説のカンフー映画「酔拳」吹替版、YouTubeで1か月限定無料配信
    エンタメ, 映画

    伝説のカンフー映画「酔拳」吹替版、YouTubeで1か月限定無料配信

  • 平成女児の思い出詰まった「シールだらけのゴミ箱」 りぼん黄金期の記憶にSNS沸く
    インターネット, おもしろ

    平成女児の思い出詰まった「シールだらけのゴミ箱」 りぼん黄金期の記憶にSNS沸く…

  • テレビ神奈川の新番組「第三学区」が想像以上にエモかった 加藤茶さんが自身登場のゲームに挑戦
    ゲーム, ニュース・話題

    テレビ神奈川の新番組「第三学区」が想像以上にエモかった 加藤茶さんが自身登場のゲ…

  • 山口 弘剛‌Writer

    記事一覧

    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始
    商品・物販, 経済

    パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始…

  • ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる
    商品・物販, 経済

    ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる

  • あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤
    インターネット, おもしろ

    あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤

  • エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は注意
    インターネット, 社会・物議

    エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は…

  • 「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト
    インターネット, びっくり・驚き

    「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト

  • 「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か
    インターネット, 社会・物議

    「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    2. 工場労働者2138人、1万時間の作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場労働者2138人、1万時間の手作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場向け自動化ロボットの研究開発を行うテクノロジー企業、Build AIが、工場労働者2138人による合計1万時間の作業映像をオープンソース…
    3. お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      「解体しながら飲む」が合言葉。童話でお馴染みの「お菓子の家」を、そのまま大人向けに置き換えたような、その名も「つまみの家」がXに登場しました…
    4. 作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業中に「猫」と「たき火」の癒やしを感じながら集中できる……そんな新感覚のゲーム「たき火と猫」のSteamストアページが公開されました。本作…
    5. アカウント1の投稿

      【後編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ※この記事は前編からの続きです。前編では、Temuを名乗る複数のアカウントを調査する中で見えてきた構図をお伝えしました。ここからは、Temu…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト