大阪の名物ラーメン店「金龍ラーメン道頓堀店」が、2025年4月1日エイプリルフールにあわせて、店頭の龍の立体看板の“涙”を“鼻水”に変更するユニークな演出を開始した。
広報担当者は「ウソみたいなアクションということで、実際に現地施工済みです」と説明。期間限定で4月6日まで実施される。
この龍の立体看板は、しっぽの一部が近隣の土地にはみ出しているとして、2024年8月に切除され、その際には“悲しみの涙”を流す演出が施された。
ところが2024年9月、近くのかに料理店とのコラボレーションにより、切られたしっぽがカニの看板のはさみに取り付けられるという出来事があり、“涙”は“うれし涙”へと変化。表情豊かな演出が話題を呼んだ。
今回は、花粉症シーズンの4月上旬にあわせて、“涙”の造形物を龍の眼から鼻に移動。“鼻水”として垂らすというユーモラスな演出が施された。
演出の意図について、金龍ラーメンは「花粉症の症状を軽減はできないものの、そのつらさを共有できるようなアクションを行えないかと考え、4月1日のエイプリルフールに合わせて、龍の立体看板の『涙』を一時的に『鼻水』に変更することにいたしました」とコメントしている。
金龍ラーメンは、大阪・なんばで5店舗を展開する人気ラーメンブランド。看板メニューは「金龍ラーメン」と「チャーシューメン」の2種類で、ニラキムチ・白菜キムチ・ニンニクが食べ放題というユニークなサービスも特徴だ。24時間営業しており、観光客や地元民からも長年愛されている。
※鼻水を垂らす龍は4月1日撮影。
情報提供:金龍製麺株式会社