コスプレは、年齢なんて関係なく誰でも楽しめるもの。まさにこれを象徴する一枚の写真が、Xで大きな反響を呼んでいます。
写真に写るのは、御年93歳になる「ひいおばあちゃん」が、ジブリ映画「ハウルの動く城」のヒロイン・ソフィーの衣装をまとい、にこやかな笑顔でピースサインをする姿。姿勢も表情も堂々としていて、まるで本物のソフィーのようです。
投稿したのは、「ひいおばあちゃん」のひ孫にあたるHINAさん。コスプレが趣味で、家には衣装や小道具がたくさん。曾祖母はそれを眺めるのが大好きで、よく「コスプレ姿の写真を見るのが楽しみ」と口にしていたのだそうです。
ある日、HINAさんが衣装のアイロンがけをしていると、「この衣装着てみてよ」とリクエスト。その一言がきっかけで、「本当は着てみたいのかもしれない」と思い、似合いそうな衣装を探した結果、ソフィーのコスチュームにたどり着きました。
■ 最初は少し恥ずかしがりながらも「ドレスみたい」と笑顔
実はこのソフィーの衣装は、もともとHINAさん自身がコスプレで着用していたもの。今回、曾祖母の体格にも合いそうだと選ばれました。
初めての本格的なコスプレ衣装に、最初は少し恥ずかしがりながらも、嫌がる様子もなく自ら袖を通していたとのこと。鏡に映った姿を見た曾祖母は、「ドレスみたい」と声を弾ませ、満面の笑みを浮かべていたそう。
そこへ家族が集まり「似合ってる!」と褒められると、さらにうれしそうにしてピースサインまで披露。照れくささよりも喜びが勝ったようで、93歳とは思えないほどはつらつとした表情を見せてくれたといいます。
■ コスプレは世代を超える 「老若男女問わず楽しめるものだと改めて感じた」
曾祖母初めてのコスプレを振り返り、HINAさんは「最初は“ワンピースを着た曾祖母”になると思っていましたが、実際に着てみたら想像以上に似合っていて驚きました。最高の笑顔も見られて本当にうれしかったです」とコメント。
そして、「コスプレは老若男女問わず楽しめるものだと改めて感じました」と感慨深げに語ります。ひとつの同じ衣装を、世代を超えて楽しめること。これもまた、コスプレが持つ大きな魅力のひとつと言えるでしょう。
投稿にはなんと13万件ものいいねが寄せられ、「似合いすぎてビックリしました」「こうやって楽しめる関係性も素敵だなぁ」と、称賛や感動のコメントが続々。
年齢を重ねても、好きなものや新しいことを楽しむ心は決して失われない……ひいおばあちゃんが扮した笑顔いっぱいのソフィーは、見た人の心まで温かくしたようです。
見てみて〜うちのソフィーꉂ🤣𐤔
御歳93のひいおばあちゃん✨️✨️✨️なんかすごく喜んでくれた🤲´-
ちなみにこれはひながコスプレで使った衣装なのー! pic.twitter.com/TAxuX3l2Q3— 🐣HINA🐣 (@hi925strawberry) September 10, 2025
<記事化協力>
HINAさん(@hi925strawberry)
(山口弘剛)