KADOKAWAは11月6日、角川文庫・角川ホラー文庫の人気3作品が、人気インディーゲーム「都市伝説解体センター」とのコラボカバーで登場することを発表しました。発売日は11月10日頃で、期間限定・数量限定での展開となります。
コラボ対象となるのは、京極夏彦「巷説百物語」(角川文庫)、梨「ここにひとつの□がある」(角川ホラー文庫)、滝川さり「ゆうずどの結末」(角川ホラー文庫)。いずれも、「都市伝説」や「謎の解明」というテーマを持つ3タイトルです。
■ 都市伝説解体センターのキャラクターが名作文学の表紙に
今回のコラボでは、「都市伝説解体センター」を開発した墓場文庫チームによるドットグラフィックの描き下ろしイラストがカバーを飾ります。
ゲームでおなじみのキャラクターである「廻屋渉(めぐりや・あゆむ)」「福来あざみ(ふくらい・あざみ)」「止木休美(とまりぎ・やすみ/ジャスミン)」が、それぞれの小説の世界観に溶け込む形で登場。
背景には各作品のキーとなるモチーフが描かれており、読了後に改めて眺めると意味がわかるという仕掛けになっています。
■ 購入者特典に特製しおり
期間限定カバーを購入した方には、描き下ろしイラストを使用した特製しおりがプレゼントされます。しおりの裏面には、「角川文庫」「角川ホラー文庫」「都市伝説解体センター」それぞれのロゴを印字。まさにコラボを象徴する記念アイテムです。
配布は在庫がなくなり次第終了。店舗ごとに配布時期・方法が異なるため、詳細は各書店に確認を行うのがよいでしょう。
■ 都市伝説にまつわる難事件を解き明かすゲームが文庫の世界へ
「都市伝説解体センター」は、集英社ゲームズより発売中のミステリーアドベンチャーゲーム。都市伝説や呪物、怪異を「解体」するという独特のコンセプトと、美しいビジュアル表現で話題を呼び、日本ゲーム大賞<優秀賞>を受賞しています。
主人公の福来あざみと、都市伝説解体センターのセンター長であり、国内屈指の能力者である廻屋渉のコンビが、都市伝説にまつわる事件を論理と霊的視点の両面から解き明かします。プレイヤーを選ばず楽しめる緻密な物語性で、ホラー・ミステリーファンの間でも高く評価されている作品です。
■ 名作文学と新時代ホラーの融合に注目
文庫作品とインディーゲーム。一見異なるジャンルのコラボですが、「恐怖」と「謎解き」をテーマにした両者の親和性は抜群。
長年ホラー・ミステリー文化を支えてきた角川文庫と、現代のホラー表現を切り拓く「都市伝説解体センター」が出会うことによって、世代を超えた恐怖の化学反応が生まれました。
書店で並ぶ3冊の「解体センター仕様」のビジュアルは、まさしくゲームの世界観そのまま。ホラーとミステリーのファンには見逃せない一冊となりそうです。
(C)Hakababunko/SHUEISHA, SHUEISHA GAMES.










































