1968年に放送された名作アニメ「妖怪人間ベム」が、10月からの日本テレビ土曜ドラマ枠で実写ドラマ化されることが明らかとなった。

主役のベム役はKAT-TUNの亀梨和也、ベラ役には杏、ベロ役には子役の鈴木福が起用される他、実写オリジナルのキャラクター「刑事」役として北村一輝も出演する。


「妖怪人間ベム」は、1968年10月から1969年3月までフジテレビ系で放送されたテレビアニメ。2006年には前作の基本設定を継承しつつスタッフ・キャストを一新し完全新作アニメとしても放送された。

本作は、心は人間だけれども姿形は妖怪の『妖怪人間ベム・ベラ・ベロ』が、普段は人間の姿に扮し、いつか完全な人間になれることを夢みて、人間に恐れられ、迫害されながらも人間のために悪と戦い旅を続ける物語。
オープニングテーマの冒頭で流れるセリフ「早く人間になりたい!」は本作を代表するキャッチコピーであったが、あまりにインパクトが強かったため、放送当時の子供たちがこぞって真似をし、今で言う「流行語」としてのブームを起こした。

●出演者コメント
▼ベム役・亀梨和也

リアルタイムでは見られていない世代ですが、とても有名なアニメ原作なので、驚いたのと同時に大変光栄に思いました。どのように実写化するのか、今からとてもワクワクしています。
自分にとっても特殊メイクや、妖怪を演じさせてもらうのは初めてですし、さらにとてもメッセージ性の強い作品なので、しっかり役に染まりたいと思っています。
大人から子供まで楽しめて、尚かつ、色々感じてもらえる作品にしたいです。

▼ベラ役・杏
アニメのキャラクターを演じることは興味があったので、いつかやってみたいと思っていましたが、まさかベラを演じることになるとは!
驚きましたが、とても楽しみです。
レトロな世界観でダークな雰囲気のアニメという印象ですが、それがドラマになるとどのようになるのか、今からとても楽しみです。
振り返ればいるかもしれない!?そんなリアリティのあるベラを演じられたら、と思います。

▼ベロ役・鈴木 福
妖怪に興味があったので、鬼太郎や妖怪大戦争などにはまった時期があって、「妖怪人間ベム」のことは知っていました。お父さんとお母さんが小さい頃に見ていたと聞いて、僕もDVDを借りて観ました!
亀梨さんや、共演者の方々、たくさんのスタッフさんに会えるので楽しみです。どんな衣装とどんなメイクかも楽しみです。僕らしいお芝居を一生懸命頑張ります。皆さん観て下さい!

▼刑事役・北村一輝
幼少時代から見てきた、記憶に残るアニメので実写化と聞いた時には、とても驚きました。
特に自分が演じる刑事は原作にはない、ドラマオリジナルのキャラクターです。
妖怪3人とどんな接点や交流が深まるのかと撮影を楽しみにしています。