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「タイパ疲れ」する現代人?約7割が「タイパを意識しない生活を望む」

update:
   
Repro
~消費者の時間対価値とデジタルデバイスの使用時間の関係性を全国の10代から60代の1,200人に調査~



Webとアプリの収益最大化を支援するマーケティングツールの開発・提供をするRepro株式会社は、企業のマーケティング戦略やサービス設計に影響する、消費者の「タイムパフォーマンス(タイパ、時間対価値)」に対する意識を明らかにすべく、全国10代から60代の男女1,200名を対象に「日常生活とデジタルデバイス利用時におけるタイムパフォーマンスに対する意識調査」を実施しました。本プレスリリースでは、調査結果の概要をまとめています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-4b2f9712b60406c7b7adae68f5497fc6-1280x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


調査の背景と目的
スマートフォンをはじめとしたデジタルデバイスの普及により、消費者の「時間に対する価値」への意識が変化しています。
買い物、決済、金銭管理、エンターテインメント、学習等、さまざまな行動が場所や時間を選ばず、デジタルデバイスを利用して完結できるようになり利便性が向上しました。一方で、消費者はより効率的な時間の使い方を意識する傾向が高まっていると考えられます。
本調査では、企業のマーケティング戦略やサービス設計に影響を与える消費者のタイムパフォーマンスにおけるインサイトの提供を目的に、全国の10代から60代の男女を対象に、仕事を除く※デジタルデバイス利用時における「タイムパフォーマンス(以下、タイパ)」への意識、(オフラインで)実作業を伴う家事などの日常生活におけるタイムパフォーマンスへの意識の関係を調査しました。
※本調査は、すべての設問において仕事を除いた場合の意識や行動を尋ねています。
調査結果の概要
【1】ルーティン化しやすい生活行動はタイムパフォーマンスへの意識が大きい。
タイムパフォーマンスを求める行動のトップ3は「食事・料理」「掃除」「買い物」

【2】デジタルデバイス使用時は「情報収集」「オンラインショッピング」時にタイムパフォーマンスへの意識が強まる

【3】デジタルデバイスの使用時間が長いほどタイムパフォーマンスへの意識が高まる。
1日5時間以上利用している人は約9割が意識していると回答

【4】デジタルデバイスの使用時間が長い人ほどタイムパフォーマンスに負担を感じている。
約7割が「タイムパフォーマンスを意識しない生活を望む」と回答

調査結果(抜粋)
【1】 ルーティン化しやすい生活行動はタイムパフォーマンスへの意識が大きい
仕事を除いた日常生活において「タイムパフォーマンスを意識している」が全体の57.3%(「非常に強く意識している」と「ある程度意識している」の割合の合計)で、回答者の半数以上がタイムパフォーマンスを意識しながら過ごしていることがわかりました。
「意識していない」との回答者が20%程度にとどまることから、タイムパフォーマンスを意識することが当然になっているという見方もできます。(図1)
日常生活におけるシチュエーション別にタイムパフォーマンスを意識する度合いを尋ねると、「食事・料理」「掃除」「買い物」「洗濯」「通勤・通学」といったルーティン化しやすい行動で大きくなる傾向が見られました。(図2)
日々繰り返す行動は、時間効率への意識を追求する傾向があるといえます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-5f8dc48fc2feb6408af3d3d02b081168-1199x729.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図1)

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-8e3e96d2d71cfc70ec2567052e28a3a8-1228x1395.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図2)

【2】デジタルデバイス利用時は「情報収集」や「オンラインショッピング」時にタイムパフォーマンスへの意識が強まる
スマートフォンやPC等のデジタルデバイスを使用した行動へのタイムパフォーマンスへの意識は、実務を伴う日常生活と比べると10%以上低いという結果でした。
デジタルデバイスの利用シチュエーションを分類し、それぞれのタイムパフォーマンスへの意識を尋ねると、「ニュースや調べ物(情報収集)」「オンラインショッピング」の際にタイムパフォーマンスを意識しているとの回答者割合が50%を超えました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-64b8fb1d5e2577234e5afbe07cbac9dd-1196x724.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図3)

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-e17b141d4e1af6b0c52da2a6cc1a76d4-1263x1658.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図4)


【3】デジタルデバイスの使用時間が長いほどタイムパフォーマンスへの意識が高まる
デジタルデバイスの使用時間とタイムパフォーマンス意識の関係を分析すると、デジタルデバイスの使用時間が長いほど、タイムパフォーマンスへの意識が高いとの傾向が見られました。(図5)
この傾向は実務を伴う日常生活よりもデジタルデバイスの使用時により顕著に表れており、1日のデジタルデバイス使用時間が3時間以上になると、タイムパフォーマンスを意識する人の割合は8割を超え、1日5時間以上利用しているとの回答者はおよそ9割がタイムパフォーマンスを意識していると回答しています。(図6・図7)

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-4c62fce30adb4a4dc73b679d8c2855ad-1184x729.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図5)▲半数以上が1日のデジタルデバイス利用時間が「3時間以上」と回答

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-a16b62af139354b1c9a44a0409cdb8bc-1787x1106.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図6)▲1日3時間以上を境に「非常に意識している」の回答者が急増

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-93337bbd49699bf617faf34237c6fb7a-1764x1106.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図7)▲1日3時間以上を境に「非常に意識している」「意識している」の回答者が急増


【4】デジタルデバイスの使用時間が長い人ほどタイムパフォーマンスに負担を感じている
また、デジタルデバイスの使用時間が長い人ほどタイムパフォーマンスへの負担を感じるとの傾向も見られました。(図8・図9)
タイムパフォーマンスを意識していると回答した人を対象に「タイムパフォーマンスを意識しなくてもよい生活を望むか」を尋ねると、約7割が「タイムパフォーマンスを意識しない生活を望む」と回答しています。(図10)
このことから、タイムパフォーマンスを意識したり、重視する生活は「必要」だが「理想」ではないと考えている人が多いという可能性が考えられます。

[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-e642a2689bb607ac3b9eb71c65674d1d-1667x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図8)

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-b306fd8d473876d25dda8670a46b7539-1667x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図9)

[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13569/252/13569-252-0f1af613c272ffba5ce7904b3d5cc269-1209x806.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図10)


考察
約7割の人が「タイムパフォーマンスを意識しなくてもよい生活」を望んでいることから、時間効率を重視することが必ずしも理想のライフスタイルではなく、何らかの「必要性」に迫られている可能性があります。例えば、学業や仕事、家庭の都合で仕方なく時間を有効活用せざるを得ない状況が考えられます。
また、今回の調査結果からは、テクノロジーによるさらなる時間の最適化や、自動化による負担軽減への期待が伺えます。例えば、AIによる作業の効率化や、オンラインショッピングにおけるUX改善(ストレスのない購買体験)などが、こうしたニーズに応える手段となるかもしれません。
企業やサービス提供者は「限られた時間の中で効率化を求める一方で、必ずしもそれが理想とは限らない」という消費者の心理を理解し、利便性とゆとりのバランスを考慮したサービス設計が求められるのではないでしょうか。

調査結果詳細
より詳細な調査結果は以下のURLよりご覧いただけます。
詳細を見る


調査実施概要
調査名 :タイパ意識とサイト・アプリの表示速度に関する調査
調査期間:2024年12月26日~12月27日
調査手法:インターネット調査
調査対象:直近1カ月以内にECサイトを利用したことがある15~69歳の男女
回答者数:全国、10~60代の男女1,200名

Repro株式会社について
"テクノロジーの力"と"人の力"を掛け合わせ、人とサービスの間に存在する課題を解決するマーケティングソリューションカンパニーです。
Web、アプリの顧客一人ひとりに対し、最適なタイミング、内容、チャネルでのコミュニケーションを可能にするCE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro」、専門のプロフェッショナルチームによる収益最大化サービス、タグを入れたその日からかんたん・すぐにWebサイトの表示スピードを高速化する「Repro Booster」を提供しています。
製品・サービスの詳細は(https://company.repro.io/service/ )をご覧ください。

社名   :Repro株式会社
所在地  :東京都渋谷区代々木1-36-4 全理連ビル4F
代表者  :代表取締役 平田 祐介
設立   :2014年4月
事業内容 :Webとアプリの収益最大化を支援するマーケティングツールの開発・提供
URL   :https://repro.io/
X    :https://twitter.com/reproio
Facebook:https://www.facebook.com/reproio

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