
国語特化型オンライン個別指導塾「ヨミサマ。」を運営する株式会社Overfocus(本社:東京都文京区、代表取締役:神田直樹)は、小中学生向けの教材としてマンガの導入を2025年2月より開始しました。
この度、教材として導入している作品を含む小学生の国語力向上に役立つマンガ10作品を厳選し、発表いたします。本リストは、完全独学で東大に合格し法学部を卒業した当社代表の神田直樹が、自身の経験と教育現場での知見をもとに選定したものです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158563/1/158563-1-8ad76e2701829b16d18cc5656d2edc14-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■国語の力がグングン伸びる、「マンガ」の力
近年の入試では、すべての科目において「読解力」や「表現力」が要求される問題が増えています。それらには知識量だけでは対応できず、情報を正しく読み取り、論理的な意見を構成する力が求められます。そこで当社は、このギャップを解消を目指して、すべての科目の成績に影響を与える国語に特化したオンライン個別指導「ヨミサマ。」の展開を開始しました。
当社代表の神田は、自身の経験からマンガが国語力向上に寄与すると考えており、個別指導の中にも取り入れています。神田はそのポイントとして、「マンガは視覚的要素とストーリー性が融合しており、子どもたちが楽しく読み進める中で自然と語彙力や読解力が養われます」と述べています。
「ヨミサマ。」の授業においては、「SPY×FAMILY」や「僕のヒーローアカデミ」、「ひゃくえむ。」をすでに採用し、通常の読解問題と同様、解釈が難しい部分の意味を生徒が説明する問題として活用しています。マンガ特有の「コマ割り」や「表情」などの要素も判断の基準として入るため、通常の文章を用いた問題よりも難易度が高いと考えています。
この度、次の受験シーズンへの新たなスタートに向けて、神田が厳選した国語力によい影響を与える小学生向けマンガ10選を発表します。
<国語力を上げる小学生向けマンガ10選>
1)『かりあげクン』(植田まさし/双葉社)
2)『コボちゃん』(植田まさし/読売新聞社)
<神田コメント>
植田まさし先生の4コマ漫画作品はどれも秀逸なものが多く、論理力や語彙力増強にかなり役にたちます。4コマ漫画というのは、「4コマで面白くなければならない」という性質上、どうしても読者に対して「行間を読む」という能力を要求してきます。限られたコマやセリフの中から行間を読んでいく能力は、国語の試験などでも必要な大切な力です。さらに、4コマ漫画はダブルミーニングなどの言葉遊びが多く、そのような意味でも語彙力が身につきます。
そのような良質な素材である4コマ漫画は、1つの漫画を読むのに30秒程度しかかからないため、もしよくわからないものが出てきても、どんどん次に読み進められるという点も大変おススメできるポイントです。
3)『OL進化論』(秋月りす/講談社)
<神田コメント>
『OL進化論』は高学年におすすめできる4コマ漫画です。基本的にはOL(女性会社員)がおしゃべりをしているシーンが多いため、よりコミュニケーションの妙を楽しむことができる4コマ漫画です。
登場人物が社会人であるため、大人向けの語彙が多いのですが、流れが分かりやすい構成になっているため、大人顔負けの語彙が自然と身につく作品です。
4)『ひゃくえむ。』(魚豊/講談社)
<神田コメント>
スポーツ漫画の中で特におすすめするのが、100m走をテーマにした『ひゃくえむ。』です。この作者は『チ。ー地球の運動についてー』というアニメ化作品が有名ですが、国語力増強の視点だと、『ひゃくえむ。』の方が優れていると考えています。
主人公とライバルの100m走への考え方のコントラストがわかりやすく表現されています。文字だけではなく、コマの表情からも様々なことが考えられる素晴らしい作品です。
上下巻で完結する短めの作品であるため、手を出しやすい点からもおススメできます。
5)『Days』(安田剛士/講談社)
<神田コメント>
もう一つ、スポーツ漫画でおすすめの作品がDaysです。サッカー漫画の中でも、心理表現がずば抜けて巧みな漫画であり、心情問題に苦労しているスポーツ好きな子に強くおススメ
します。通常、漫画は主人公の視点でのみ描かれることが多いのですが、このDaysは主人公のチームメイトの視点で物語が進行する割合が多く、様々な視点から心情を読み込む能力が身につきます。
6)『SPY×FAMILY』(遠藤達哉/集英社)
<神田コメント>
老若男女問わず人気の漫画『SPY×FAMILY』も、実は国語力を上げるのにうってつけの作品です。主人公格の3名のキャラクターは、自分自身の正体や思惑を隠しながらも家族であることを演じ続けているため、随所に「ウソ」や「ごまかし」の表現が出てきます。このような「本心」と「建前」の使い分けやうらはらさを理解することで、国語力は格段に向上します。
7)『カナカナ』(西森博之/小学館)
<神田コメント>
『SPY×FAMILY』に似ている作品でもう一つおすすめなのがこの『カナカナ』です。主人公の少女が人の心を読める能力をもっている、という点において両者は共通しているため、同様に本心と建前の使い分けを学べます。『カナカナ』の方が主人公が大人びているために、「気遣い」などができる側面があり、よりレベルの高いやりとりを見ながら学ぶことができます。
8)『3月のライオン』(羽海野チカ/白泉社)
<神田コメント>
表現が繊細かつ文学的であるため、良質な物語文を読んでいる以上の学びを得ることができます。感情とは真逆なことを口に出すなど、細かい読み取りを読者に期待するようなシーンも多くあるため、丁寧に読んでいくという経験を積むことができます。本に載っている文章だとついつい「目が滑る」人にとっては、『3月のライオン』などで丁寧な読み取りを学んでいくのがおすすめです。
9)『僕のヒーローアカデミア』(堀越耕平/集英社)
<神田コメント>
国語の試験において問われる可能性の高い「心情の変化」について学べる作品です。登場人物が、様々なできごとをきっかけに、ヒーロー観を変化させていく様子が描かれており、そのような変化に注目できる作品になっています。
何人ものヒーロー候補生が出てくるため、それぞれのキャラクターから様々なことを学べますが、特に「爆豪勝己」「トガヒミコ」の2人に注目していくと学びになると思います。
10)『神の雫』(亜樹直/講談社)
<神田コメント>
ワインをテーマにした『神の雫』は、私にとっても思い出深い作品です。小学生のころから、語彙が大人びていることに定評があった私ですが、その語彙の多くは、小学5年生のときに読んでいたこの『神の雫』から手に入れたものです。
ひとつひとつのワインを詩のような文章で表現することを主軸とした漫画であるため、文学的な表現をかなり自然な形で身につけることができます。比喩表現や詩を理解するのにうってつけの作品です。
「ヨミサマ。」は、国語力向上のための多角的なアプローチを提供しており、今回のマンガリスト発表もその一環です。今後も、子どもたちの学習意欲を高めるためのコンテンツやサービスを積極的に展開してまいります。
<神田 直樹プロフィール>
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158563/1/158563-1-10d4a2cc6575f306934f3d065b646282-220x280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
高校にも塾にも通わず、完全独学で東大トップクラス合格を成し遂げる。受験期においては一人で毎日勉強を続けるための習慣化づくりに注力し、モチベーションにかかわらず学習に集中する手法を編み出す。学生期には、沖縄県石垣島や高知県で、東大合格を目指す高校生を支援するプログラムを立ち上げる。
卒業後McKinsey & Companyに入社し、複数の産業で戦略案件からクライアントの能力開発まで様々な業務に従事しつつ、マッキンゼー流の論理的思考術に精通。
退社後、自身の学習経験と論理的思考術を活かし、小中高生向け学習コーチングのOverfocusを立ち上げる。
<株式会社Overfocus 会社概要>
会社名:株式会社Overfocus(オーバーフォーカス)
設立:2023年3月
資本金:3,000,000円
事業内容:小中高生向け学習コンサルティング
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷3-43-11 Fullea本郷 402
代表者:神田直樹
「ヨミサマ。」サイト:https://yomisama.overfocus.co.jp