
株式会社NTT ExCパートナーと(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:⽮野信⼆)株式会社NTT HumanEX(本社:東京都港区、代表取締役社長:鳥越隆)および国立大学法人 滋賀大学(本部:滋賀県彦根市、学長:竹村彰通)は、これまでに培ったワークエンゲージメントのコンサルティング手法にAI・機械学習を用いて、お客様企業ごと、さらにはその従業員ごとのエンゲージメント状態における真の要因を見つけ出し、最も効果的な改善方法を立案することができる手法を構築いたしました。
1.AI・機械学習を用いたエンゲージメントコンサルティング手法について
NTT ExCパートナーおよびNTT HumanEX(以下、NTT ExCパートナーグループ)では、ヒューマン・キャピタル(人的資源)分野におけるエンゲージメント向上に資する分析を積極的に行っており、データサイエンス・AI領域における国内最高水準の教育研究拠点を有し、データサイエンス分野における先進的な研究と社会実装に取り組んでいる滋賀大学と、分析精度の向上を目的とした技術連携を行ってきました。本手法では、滋賀大学と連携することで、技術的・理論的な裏付けを行います。従来は相関係数や重回帰分析のみで分析をおこなっておりましたが、AI・機械学習の手法を用いることで、非線形の関係性をモデル化します。このモデルを使用したシミュレーションを確認することで、重要な先行指標を特定し、さらには、先行指標の値を改善した場合にどれぐらいエンゲージメントの指標が改善するかを、定量的な予測にもとづいた分析が可能になります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47117/29/47117-29-1f95e3f34e830dc5072108d3da72d591-1257x470.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
機械学習を応用した要因分析と打ち手の提案・機械学習・AI を活用することで、人間が気づきにくい内容まで要因の候補を特定することを狙う・入力値を変化させた場合にどのように効果が出るかをシミュレーションすることで「有効な打ち手」を提案する
2.本手法の特徴と効果
従来の方法では、影響の違いが発生するセグメントについて、人間が指定して分析を進める必要があったため、仮説立案への依存が大きいところが課題でした。今回の手法により、人間による仮説立案だけでは気づきにくい、所属組織や社員属性の組み合わせごとの影響度の違いを含めた探索的な分析を行うことができるようになります。これによりきめ細やかな打ち手を見つけて改善に取り組むことが可能になります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47117/29/47117-29-a2c4f691d9b8fee71faece538ced2bf6-1287x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2条件の組み合わせのもとでエンゲージメントがパフォーマンスに与える影響度の違いを多数の組み合わせで網羅的に探索が可能
NTT ExCパートナーグループでは、ヒューマン・キャピタル分野を中心に、幅広いソリューションやテクノロジー等の価値提供により、お客様のエンゲージメント向上を通じて、働く社員と企業双方の持続的な成長を支援しております。今回発表いたしました、新たなエンゲージメント改善の取り組みは分析だけでなく打ち手の策定もデータに基づいて可能になり、さらにはその効果検証も可能にします。本取組をはじめ、近年の機械学習の分析手法をHR 領域や人的資本領域に適用し、データに基づいた解決案をお客様に提案する取り組みを進めてまいります。
3.本件に関する問合せ先
<本取組みに関するお問い合わせ>
NTT ExCパートナー
マーケティング部 デジタルマーケティング部門 デジタルマーケティング担当 岡田
NTT HumanEX
DXマーケティング部 DXマーケティング担当 石田
問合フォームはこちら
<報道機関からのお問い合わせ>
NTT ExCパートナー
経営企画部 経営企画担当 大竹、岩佐、大槻
Tel:03-5860-3360/Mail:press@ntt-ba.co.jp