
「女性のエンパワーメントとジェンダー平等」を目的としているHAPPY WOMAN実行委員会(実行委員長:小川孔一 事務局:一般社団法人HAPPY WOMAN)は、9年目を迎える『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2025』において、毎年注目を集めているプログラム『国際女性デー表彰式|HAPPY WOMAN AWARD 2025 for SDGs』を3月8日の「国際女性デー」を目前にした2025年3月6日(木)にウェスティンホテル東京にて開催しました。
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受賞者のみまさま
「女性のエンパワーメントとジェンダー平等」を目的としているHAPPY WOMAN実行委員会(実行委員長:小川孔一 事務局:一般社団法人HAPPY WOMAN)は、9年目を迎える『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2025』において、毎年注目を集めているプログラム『国際女性デー表彰式|HAPPY WOMAN AWARD 2025 for SDGs』を3月8日の「国際女性デー」を目前にした2025年3月6日(木)にウェスティンホテル東京にて開催しました。
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HAPPY WOMAN実行委員会 実行委員長:小川孔一
国際女性デー50周年と北京宣言30周年のジェンダー平等の節目の年に開催となった『国際女性デー表彰式|HAPPY WOMAN AWARD 2025 for SDGs』では、持続可能な社会づくりに貢献し、さらなる活躍が期待できる個人部門「HAPPY WOMAN賞」として板谷由夏氏(俳優)、平原綾香氏(シンガーソングライター)、坂本美雨氏(ミュージシャン)、IMALU氏(タレント)、河野恵美子氏(外科医)、本目さよ氏(一般社団法人WOMAN SHIFT 代表理事)の6名を表彰。
そして、女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業部門「女性応援ブランド賞」として「森永乳業株式会社」「株式会社ワコール」「株式会社ファミリーマート」「株式会社ヴァンドームヤマダ」「株式会社インタープロトモータースポーツ」「Flora株式会社」の6社を表彰しました。
女性の地位向上を目指して、国連が1975年に設けた記念日である「国際女性デー」の日本における社会的ムーブメント化に寄与している象徴的なイベントとして認知拡大してきました。今日まで女性のエンパワーメントとジェンダー平等の実現に向けて、数多くのムーブメントが国境の垣根を越えて展開されています。
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企業部門賞は、「森永乳業株式会社」「株式会社ワコール」「株式会社ファミリーマート」「株式会社ヴァンドームヤマダ」「株式会社インタープロトモータースポーツ」「Flora株式会社」を表彰。
【企業部門】
女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業部門「女性応援ブランド賞」としては、「森永乳業株式会社」「株式会社ワコール」「株式会社ファミリーマート」「株式会社ヴァンドームヤマダ」「株式会社インタープロトモータースポーツ」「Flora株式会社」の6社を表彰。
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左から、高田 涼太氏(Flora株式会社)、山田 稔子氏(株式会社ヴァンドームヤマダ)、ファーセット 真⼸氏(株式会社ワコール)、岡田 祐美子氏(森永乳業株式会社)、松田 香織氏(株式会社ファミリーマート)、関谷 葉子氏(株式会社インタープロトモータースポーツ)。
◆Flora株式会社「Wellflow」:アンナ クレシェンコ氏
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【プレゼンター】木村 麻子氏(令和5年度日本商工会議所青年部会長)
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アンナ クレシェンコ氏(Flora株式会社)
Floraが提供した「Wellflow」はAIとデータを活用した革新的な法人向けフェムテックサービス。このサービスの提供は、職場における女性特有の健康課題への理解を深め、職場環境の改善につながるアプローチにつながりました。さらに「Wellflow - 男性版」の提供を開始し、女性のみならず全従業員の健康を包括的に支える取り組みも推進しています。受賞について、「若いベンチャーとして賞を頂戴することを光栄に思っています」と喜びを語ったあと、開発への道のりを振り返りながら、女性向けのデータ解析を行う点での課題を「女性のデータが不足していること」と問題提起をし「そういった現状を打開するためにも、今後も女性特有の課題解決に取り組んでいきます」と意欲を新たにしました。
◆株式会社インタープロトモータースポーツ「KYOJO CUP」:関谷 正徳氏・関谷 葉子氏
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【プレゼンター】志立 正嗣氏(ディップ株式会社代表取締役COO)、HAPPY WOMAN 代表の小川他、モータースポーツの女性レーサーたちも登壇。
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関谷 葉子氏(株式会社インタープロトモータースポーツ「KYOJO CUP」)
男性主体のモータースポーツ界において、女性が持続的に活躍できる環境を創出してきたのが、インタープロトモータースポーツが運営する「KYOJO CUP」。ライフステージの変化に左右されず、誰もが挑戦できる環境を整えることで、女性の可能性を広げてきました。「モータースポーツの中に女性たちが輝ける世界を作りたい」という思いで立ち上げられた「KYOJO CUP」は、偶然にも「国際女性デー」と同じく9年前に始まりました。その奇跡に驚きつつ「これからも世界中のレースを愛する女性ドライバーたちが日本のレースを目指し、そして子どもたちにとって新しい憧れの夢を生み出せる、そんなスポーツを作っていきたい」と展望を力強く語りました。
◆株式会社ヴァンドームヤマダ「VENDOME AOYAMA」:山田 稔子氏
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【プレゼンター】神保 美由紀氏(マリオット・インターナショナルエリアディレクターヒューマンリソース日本&グアム)
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山田 稔子氏(株式会社ヴァンドームヤマダ)
多くの女性のライフスタイルに寄り添ってきたジュエリーブランド「VENDOME AOYAMA」を擁するヴァンドームヤマダは、女性3人で始まりました。現在も社員の95%を女性が占め、女性が働きやすい環境づくりにも注力してきました。さらに、それだけにとどまらず、女性のキャリア支援をはじめ、動物保護団体への寄付付き商品の販売、女性ランナー支援など、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。それは「ジュエリーは、身につける人の幸せや活躍に寄り添い、人生を輝かせるものである」という思いから。「長くお使いいただけるクオリティーとアフターケアに注力して、これからもファッションの一部としてジュエリーを楽しんでいただけるよう、高品質なオリジナルデザインの商品開発を継続してまいります」と語りました。
◆株式会社ファミリーマート「コーヒー豆生産国エチオピアへの支援」:松田 香織氏
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【プレゼンター】吉高 まり氏(一般社団法人バーチュデザイン代表理事)
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松田 香織氏(株式会社ファミリーマート)
エチオピアでは、生理用品の不足が女子生徒の教育継続を妨げる深刻な課題となっています。その課題に向き合い、単なる物資提供にとどまらず、教育格差の是正や女性のエンパワーメントの促進を行ってきたのがファミリーマートです。店舗での募金や寄付から始まった支援は、寄付を行うために実際にエチオピアに足を運んだ際に目の当たりにした光景から、生理用吸水ショーツ支援へと展開していきました。「支援を始めて、『助かった』『取り組みを広げていってほしい』という喜びの声をいただきました。今後も未来を担う子供たちに向けて貢献できるよう、これからもチャレンジを続けたい」と目指す世界を語りました。
◆株式会社ワコール 「YOJOY」:ファーセット 真⼸氏
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【プレゼンター】対馬 ルリ子氏(産婦人科医・医学博士)
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ファーセット 真⼸氏(株式会社ワコール)
からだとこころの状態をセルフチェックし、タイプ別に最適なセルフケアを提案するデジタルコンテンツ「YojoCheck」を始めとする情報の発信をしたり、デリケートゾーンにも使用できるボディケアアイテムなど多様なライフスタイルに寄り添ったセルフケア商品を提供したりしているワコール。従業員の9割が女性という企業の特色を生かし働く女性の課題を吸い上げてみると、女性社員の多くが、PMSや生理痛のある際にパフォーマンスの低下を感じているが、それを諦めているという事実だったと言います。こういった課題に対して支援できることがないかを考えて生み出されたのが「YOJOY」です。これが評価されたことを受けて「今後も、女性の多様なニーズにしっかり寄り添いながらお答えできる商品企画、サービス企画を継続して実施していきたい」とさらなる発展を誓いました。
◆森永乳業株式会社「PURESU」:岡田 祐美子氏
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【プレゼンター】石井 ⿓夫氏(C Channel株式会社 社外監査役)
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森永乳業株式会社「PURESU」*岡田 祐美子氏
50年以上にわたるビフィズス菌研究の成果を活かして開発された、新しい健康飲料「PURESU」。また、環境負荷を抑えた原材料の活用など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも行われてきました。森永乳業がビフィズス菌の研究を始めたのは育児用ミルクの開発がきっかけ。当時「赤ちゃんはもちろん、ママである女性も応援したい」という思いが込められていたといい、「『PURESU』も当時の思いをそのままに、女性はもちろん、日々頑張る皆様の心と体のケアに貢献したいと願い、開発した商品です」と説明。さらに「今後とも、ビフィズス菌入り製品を通じて、心と体両面からの健康を支えるとともに、皆様の豊かな暮らし、豊かな未来へ貢献できるように日々努めてまいります」と語りました。
個人部門賞は、板谷由夏氏(俳優)、平原綾香氏(シンガーソングライター)、坂本美雨氏(ミュージシャン)、IMALU氏(タレント)、河野恵美子氏(外科医)、本目さよ氏(一般社団法人WOMAN SHIFT 代表理事)を表彰。
【個人部門】
女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業部門「女性応援ブランド賞」は、 板谷由夏氏(俳優)、平原綾香氏(シンガーソングライター)、坂本美雨氏(ミュージシャン)、IMALU氏(タレント)、河野恵美子氏(外科医)、本目さよ氏(一般社団法人WOMAN SHIFT 代表理事)の6名を表彰。
◆本目 さよ氏(一般社団法人WOMAN SHIFT 代表理事)
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【プレゼンター】嶋 裕司氏(株式会社エフエム東京執行役員)
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本目 さよ氏(一般社団法人WOMAN SHIFT 代表理事)
「政策を実現できる女性議員を増やしたい」という強い信念のもと、2015年に超党派の女性議員ネットワーク・WOMAN SHIFTを設立。女性議員同士のネットワーク強化や、子育て中の母親が政治に参画しやすい環境づくりに力を注ぎ、ママ議員インターンシップの導入など、未来を担う女性リーダーの育成に貢献してきた本目氏。受賞を受け「引き続きママ議員や若手女性議員が全国で繋がって、1人1人がこの社会を、自治体を、良くしていくために、女性の声を届けていくという社会を作っていきたいと思います」と宣言したあと、会場に集まった女性たちに「一緒に女性の声を届けていけたらうれしいです」と語りかけました。
◆河野 恵美子氏(外科医)
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【プレゼンター】対馬 ルリ子氏(産婦人科医・医学博士)
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河野 恵美子氏(外科医)
河野氏は2001年の大学卒業後外科医として研鑽を積み、2006年に出産。1年3カ月の専業主婦期間を経て復職し、2008年より女性外科医の支援活動を開始。「外科医の手プロジェクト」の立ち上げや「AEGIS-Women」の共同設立など、女性医師のキャリア支援と環境整備に尽力してきました。外科医療の分野で女性の活躍を支える活動を始めた理由を「出産後に外科医を続けたくても続けられなかった後輩外科医を目の当たりにして、もう2度と同じような思いをする人を出してはならないと強く思いました」と回想し、「優秀な人材を失うというのは国家においても大損失です。外科を志した人が性別に関わらず、その能力を遺憾なく発揮し、活躍できる社会が迎えられるように、微力ながら尽力したいと思います」と強く訴えました。
◆IMALU氏(タレント)
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【プレゼンター】小川 典子氏(花の国日本協議会)
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IMALU氏(タレント)
タレントとしての活動にとどまらず、保護犬・保護猫の支援活動、Podcast番組「ハダカベヤ」を通じて多様な立場の人々に寄り添う情報を発信しているIMALU氏。「こんな賞をいただけるなんて緊張しちゃうんですけど…」と明るく登壇すると、「いろんな女性の方の声を聞いて、悩んでいる女性がたくさんいるんだなと思いましたし、社会に対してやらなくてはいけないことが、私たちにはたくさんあるんだなと知ることができました」と自身の活動を振り返り、「まだまだ小さいですが、発信は私にもできることの1つなので、当事者としての意見を少しずつ発信できていったらいいなと思います」と語りました。
◆坂本 美雨氏(ミュージシャン)
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【プレゼンター】⽮部 英貴氏(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン事務局長)
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坂本 美雨氏(ミュージシャン)
音楽活動を超え、社会のさまざまな課題に向き合いながら平和と優しさを広める活動を続けてきた坂本氏。2024年にはパレスチナ・ガザの子どもたちへの人道支援を目的とした「Watermelon Seeds Fundraiser」を発起し多くの支援を集めるなど、行動をもって支援の輪を広げてきました。登壇時、場内から聞こえてきた子供の声に「かわいい声が聞こえていますね」と優しく微笑むと、自身も今朝、娘と些細なことから小競り合いをしたと明かし「そんなダメダメな私ですが、こうやって迷いながらもやってきたことに光を当ててくださり、本当にありがとうございます」と喜びを口に。そして自身がこれまで行ってきた活動を振り返り「なんとかして、みんなで優しくて良心的な、人間的な心を持った社会にしていきたいと思っています」と今後への希望を語りました。
◆平原 綾香氏(シンガーソングライター)
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【プレゼンター】中山 理氏(HAPPY WOMAN実行委員会 顧問)
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平原 綾香氏(シンガーソングライター)
2015年に〈平原綾香 Jupiter 基金〉を設立し、世界の子どもたちを支援するためのチャリティーコンサート「My Best Friends Concert~顔晴れ[がんばれ]こどもたち~」を継続的に開催。運営経費を除いた収益のすべてに加え、自身の出演料も寄付するなど、音楽を通じた社会貢献活動に長年取り組んできた平原氏。3年前に父親を亡くしたという彼女は「父の代わりに家族を守るんだと言う気持ちになり、男らしく生きてきました。でもこうやってHAPPY WOMAN賞をいただいて、悲しみが……癒えることはないですけど、悲しみがうれしさに変わっていくのを感じています」と喜びを語り、「コンサートを聴きにきてくださることが支援に繋がります」と、今年行う“ジュピコン”への意気込みも語りました。
◆板谷 由夏氏(俳優)
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【プレゼンター】内藤 えり子氏(上席執行役員コンシューマーhhc事業部プレジデント)
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板谷 由夏氏(俳優)
俳優として映画やドラマで多彩な役柄を演じ、豊かな表現力を通じて多くの女性に共感と勇気を届けてきた板谷氏。坂本美雨氏が発起人を務めるチャリティーオークションに積極的に参加するなど、俳優、クリエイターとしての枠を超え、多くの人々に希望を届けてきました。「国際女性デー」と同じく1975年生まれの板谷氏。「50歳を迎えると、体の変化や心の変化などいろいろあります。そういうときに一番励ましてくれたのが、母を含め年上の女性たちでした。私も年下の励みになれるような女性になれたらいいなと思います」とこれからの展望を語り、「本当にうれしい賞をいただきました。これからの励みにさせていただきます」と喜びの言葉でスピーチを締めくくりました。
板谷氏がスピーチで「会場に来たら皆様がどこかしら黄色のカラーを身に着けていらっしゃって。黄色の持つパワーを感じました」と語った通り、イベントのシンボルカラーである幸せの黄色「HAPPY YELLOW(R)︎|ハッピーイエロー」で、明るく彩られ会場内。さまざまな分野で活躍する女性たちの頼もしい言葉と共に、希望に包まれる中、イベントは閉幕しました。