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「AUM:THE CULT AT THE END OF THE WORLD」配給権契約締結のお知らせ

update:
   
株式会社AIM Entertainment Japan
地下鉄サリン事件から30年- オウム真理教の封印された真実に迫る衝撃のドキュメンタリー『AUM:THE CULT AT THE END OF THE WORLD』配給権契約締結のお知らせ



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AIM Entertainment Inc.は、サブマリン・デラックス制作の全世界を震撼させた地下鉄サリン事件とその背景にあるカルト教団「オウム真理教」の深層に迫るドキュメンタリー映画『AUM:THE CULT AT THE END OF THE WORLD』(原題)の日本国内における配給権を獲得いたしました。この契約は、サブマリン・エンターテインメントの配給およびインターナショナル・セールス担当VPであるジョー・トゥファノ氏により、 AIM Entertainment Inc. との間で交渉が行われました。
本作は、2023年のサンダンス映画祭でワールドプレミア上映され、高い評価を得ました。その後グリニッジ・エンターテインメントが北米配給権を獲得し、2025年3月19日に北米各都市で劇場公開を迎えました。

2025年3月20日は、地下鉄サリン事件から30年を迎える重要な節目の日です。AIM Entertainment Inc.は、事件の記憶を風化させることなく、その教訓を未来へと繋ぐため、事件現場にほど近い日比谷の映画館から公開を開始します。その後、全国20~30館へと順次公開を拡大し、より多くの日本の皆様に本作を鑑賞いただく機会を提供することで、社会全体でこの悲劇を深く理解し、再発防止への意識を高めることを目指します。

本作は、アメリカ人ジャーナリストのデビッド・E・キャプランとイギリス人ジャーナリストでピューリッツァー賞受賞者でもあるアンドリュー・マーシャルの共著「The Cult At The End Of The World」を基に、3年以上の綿密な取材と制作期間を経て完成しました。豊富な歴史的映像に加え、日本の警察やマスメディアが見過ごしてきた、当時教団に立ち向かおうとした少数の勇気ある人々への貴重なインタビューを通して、狂信がいかに社会を脅かすのかを鮮烈に描き出しています。

映画は、教団の教祖である麻原彰晃(本名:松本智津夫)の生い立ちから、「オウム真理教」の設立、拡大、そして地下鉄サリン事件に至るまでの過程を、日本国内外のあらゆる視点を通して多角的に検証します。布教活動におけるメディアの巧妙な活用、政党結成と選挙への挑戦といった特異な手法、さらには地下鉄サリン事件以前から教団が敵と見なした人々を標的に行われていた恐ろしい企みなど、衝撃的な事実も詳細に描かれています。
特に、当時の教団広報担当であった上祐史浩氏のインタビュー映像は、日本人にとって忘れられない出来事を想起させ、現在を生きる私たちに深い問いを投げかけます。流暢な英語で冷静に語る彼の姿は、過去の記憶と現在とを結びつけ、観る者に複雑な感情を呼び起こすでしょう。

AIM Entertainment Inc.は、宗教そのものを否定も肯定もしない上質なドキュメンタリー作品である本作の配給を通じ、「海外の製作陣による新たな解釈」や「私たち自身が当たり前と感じていた日本社会の構造や文化、宗教観を客観的に見つめ直す機会」を提示することで国際社会から向けられる日本への”視線”について考えるきっかけを提供し、また多様な情報社会に生きる我々が事件から学べることを再考察する機会を提起したいと考えております。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160183/1/160183-1-0bcdbe03a5d829d8a29bf72c6cef3fed-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


▼監督コメント

「私たちは、AIMと共にこの映画を日本の皆さんにお届けできることを、大変嬉しく思っています。アメリカを拠点とするチームとして、私たちはこの物語をより広い国際的な視点から描くことを目指しましたが、同時に日本人としての観点にも深く敬意を払い、真摯に理解しようと努めながら制作に取り組みました。この作品は、日本で出会えた多くの方々のご協力とご指導がなければ、実現し得なかった作品です。この映画が日本中の方々の心に届き、劇場で多くの方に観ていただけることを、心より願っています。」

▼補足

ワールドプレミア: 映画が世界で最初に公開されること
サンダンス映画祭: アメリカ合衆国ユタ州で開催される、インディペンデント映画に特化した国際映画祭
グリニッジ・エンターテインメント: 北米を拠点とする映画配給会社
地下鉄サリン事件: 1995年3月20日に東京都の地下鉄で発生した無差別テロ事件。神経ガスのサリンが散布され、多数の死傷者が出た
オウム真理教: 1980年代に麻原彰晃によって設立された宗教団体。後に数々の凶悪事件を引き起こし、社会に大きな衝撃を与えた
ピューリッツァー賞: アメリカの新聞、雑誌、オンラインジャーナリズム、文学、音楽の分野で卓越した業績に対して贈られる賞

▼関係者

監督: ベン・ブラウン / 柳本千晶
プロデューサー:ベン・ブラウン、柳本千晶、ダン・ブラウン、ジョシュ・ブラウン、リック・ブルックウェル
制作会社: サブマリン・デラックス(ロサンゼルス拠点)
原作: デビッド・E・カプラン、アンドリュー・マーシャル著「The Cult At The End Of The World」
出演: アンドリュー・マーシャル、江川紹子、デヴィッド・E・カプラン、滝本太郎、上祐史浩 他
編集: 出野圭太
音楽: ダン・ブラウン、チャーリー・ブラウン
● AIM Entertainment Inc.について
革新的なエンターテインメント体験を提供することを目指し、映画、音楽、ゲーム、グッズ、アート、イベントなど多岐にわたるコンテンツのメディアミックスを手掛けているライセンスエージェントです。詳しくは、ホームページhttps://agentinmotion.com/ をご確認ください。

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