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【かつて女の脳はスポンジだった?!】19世紀のありえない女性観を笑いのめす、イギリス発ジェンダー絵本『問題だらけの女性たち』ついに文庫化! 「皮肉とユーモアは最高の武器」…翻訳は松田青子!!

update:
   
河出書房新社
ダーウィンもアインシュタインも信じていたバカバカしい迷信と固定概念に、19世紀の女性たちがいかに苦しめられたか、21世紀のフェミニスト漫画家ジャッキー・フレミングのユーモアと皮肉が炸裂。



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河出文庫『問題だらけの女性たち』 左:カバーデザイン 右:本文より

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、ジャッキー・フレミング著、松田青子訳のジェンダー絵本『問題だらけの女性たち』(税込価格990円)を、2025年5月8日に河出文庫から発売いたします。

●河出文庫『問題だらけの女性たち』本文ちら見せ
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河出文庫『問題だらけの女性たち』

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河出文庫『問題だらけの女性たち』

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河出文庫『問題だらけの女性たち』
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河出文庫『問題だらけの女性たち』

●訳者・松田青子より
 21世紀のイギリスのフェミニスト漫画家、ジャッキー・フレミングは、なぜ歴史の授業で女性の偉人について習わないのかという疑問を、本書『問題だらけの女性たち』で皮肉とユーモアをこれでもかと効かせて解き明かす。
 かつて世界には男性だけが存在し、女性がいなかった。
 白人だけが存在し、黒人がいなかった。
 差別構造が重層的に示され、見えないことにされてきた、異端とされてきた女性たちの存在に光を当てていく。
 女性の脳は男性よりも小さい、 体が弱すぎて運動ができない、知的に劣る、などなど、フレミングが描き出した、当時の女性の自由と権利を著しく制限した非科学的な迷信や固定観念の数々をまとわされた女性たちの姿は、まさにウルフが書いたような「非常に奇妙な複合体」である。史実と皮肉とユーモアをフラットに語ることで、より史実の不条理さが、「やばさ」が伝わる。
 そして、歴史に名を残した"偉大な"男性たちが個人として、集団として、その暴力的で不条理な土壌を耕し続けたことを、フレミングは許さない。すごいことを成し遂げた人だから、今の社会状況とは違うからと、手を緩めたりもしない。その理由は、これまで長きにわたって蔓延(はびこ)ってきた悪しきサイクルを、ここで一度断ち切るためだ。過去の「やばさ」を今の視点で批評することで、強固な「やばさ」の糸を切ることができる。
 本当に残念なのは、現代版の『問題だらけの女性たち』 をつくることも可能であることだ。19世紀の価値観を一笑に付すことができないくらいには、今も同じ問題が根を這っている。日常の「やばさ」をフレミングのように、 ウルフのように、この本に登場する、そしてこの本に登場しない、社会に抵抗した無数の女性たちのように批評していくことで、声を上げていくことで、生きていくことで、 私たちは私たちの歴史を紡いでいくことができる。

(「訳者あとがき」から一部抜粋)



『問題だらけの女性たち』は、2018年に小社より単行本を刊行。岸本佐知子氏が「ユーモアを備えたとき、怒りはかつてないほどの強さと飛距離を獲得する。それをみごとに証明してみせた一冊だ。」と朝日新聞で評するなど、その衝撃的な内容とともに大きな話題を集めました。

「かつて女の脳はスポンジだった」「女が考えると生殖器がダメになる」「自転車に乗ると貞操を失う」…19世紀のありえない女性観を笑いのめす、イギリス発のジェンダー絵本。著者ジャッキー・フレミングの炸裂するユーモアは、今を生きるあらゆるジェンダー、世代の方々の失笑を買うことでしょう。世界中で話題沸騰の『問題だらけの女性たち』文庫発売に、ぜひご注目ください!


●メディア報道例
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2018年04月09日 岸本佐知子氏による読売新聞書評記事
『問題だらけの女性たち』 ジャッキー・フレミング著 : 読売新聞
2018年05月05日 斎藤美奈子氏による朝日新聞書評記事
「問題だらけの女性たち」「『女子』という呪い」書評 笑って過去に引導、現代にエール|好書好日
2018年5月26日 ダ・ヴィンチWeb
女の脳はスポンジでできていた!? 19世紀の女性たちを苦しめたばかばかしい迷信の数々 | ダ・ヴィンチWeb
2018年7月号 フィガロジャポン
いまに通じる、名だたる天才たちの偏見に満ちた女性観。|Culture|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン)
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●著者略歴 ジャッキー・フレミング
ロンドン在住。漫画家、イラストレーター。6冊の漫画著作があり、〈ガーディアン〉〈インディペンデント〉等多くの雑誌にイラストを発表している。自身を「フェミニスト漫画家」と呼んでいる。

●訳者略歴 松田 青子 Aoko Matsuda
1979年兵庫県生まれ。作家・翻訳家。2013年『スタッキング可能』でデビュー。21年『おばちゃんたちのいるところ』で世界幻想文学大賞・短編集部門を受賞。近著に、エッセイ『お砂糖ひとさじで』。

●新刊情報
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/945/12754-945-d7dbc75c64cf8fc4bc185e04d5f6fa4f-500x711.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

書名:問題だらけの女性たち(河出文庫)
著者:ジャッキー・フレミング
訳者:松田青子
装幀:名久井直子
仕様:文庫判/並製/136頁
発売日:2025年5月8日
税込定価:990円(本体価格900円)
ISBN:978-4-309-46814-3
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309468143/

※電子書籍は2025年7月に発売予定です。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。

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