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FC東京と協働している多摩少年院での HIGH HOPE プログラムが、2025Jリーグシャレン!アウォーズ「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞

update:
   
株式会社一
~ サッカークラブと民間企業が連携し、再犯防止・更生保護という解決が難しい社会課題に挑む ~



「10代の犯罪を減らす」ことをミッションに掲げる株式会社一(京都市 代表:中馬 一登)は、JリーグのFC東京と連携し、多摩少年院での「HIGH HOPEプログラム」を2024年11月より実施しています。

このたび、公益社団法人日本プロサッカーリーグ主催の「2025Jリーグシャレン!アウォーズ」(後援:スポーツ庁)で、エントリーした全国58クラブの活動の中から、FC東京の「『NO PLANET,NO TOKYO』が描く未来。少年たちの夢を育む『HIGH HOPE』」が「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158775/3/158775-3-2c4bd93410107e34787c4c9c4bbbad84-1000x667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158775/3/158775-3-ade9cec8fbdb2f1a390a2ff8a1ba07d0-1477x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左から、株式会社一 中馬 一登、FC東京 代表取締役社長 川岸 滋也さん・経営管理本部 須藤 義徳さん・パートナー事業本部 日笠 正昭さん(2025年5月19日)

 
 「シャレン!アウォーズ」とは
 

Jリーグは「Jリーグのチカラで地域をより良くする」という想いを掲げ、シャレン!と呼ばれる社会連携活動を促進しています。

社会課題や、教育・ダイバーシティ・まちづくり・健康・世代間交流などの共通のテーマに、地域の人・企業や団体・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、活動に取り組んでおられます。

▽シャレン!Jリーグ社会連携webサイト https://www.jleague.jp/sharen/about/

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158775/3/158775-3-71e1fb9aec206f73e736e5e8553e1f54-1435x1060.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シャレン!Jリーグ社会連携webサイトより


毎年、全国のJクラブの活動から、特に社会に幅広く共有したいものを表彰する「シャレン!アウォーズ」が開催されています。今回は58クラブがエントリー。3月6日(木)~3月20日(木)の期間中に特設サイト上で「ファン・サポーター選考賞」の投票が行われ、17,000を超える票が集まりました。

▽2025Jリーグシャレン!アウォーズ特設サイト https://www.jleague.jp/sharen/awards2025/
「『NO PLANET、 NO TOKYO』が描く未来。少年たちの夢を育む『HIGH HOPE』」の活動
多摩少年院でのHIGH HOPEプログラムは、元サッカー日本代表であるFC東京コミュニティジェネレーターの石川 直宏 さんをはじめ、FC東京の皆さんと共に活動を進めてきました。

アントレプレナーシップを軸に、「夢・目標」「道徳・モラル」「製品企画」という3つのテーマでワークショップなどを実施しています。少年院で民間企業がマインドを育むプログラムは、日本初の試みです。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158775/3/158775-3-833a8ac0669cf02305672e46ae3bcb42-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左から、FC東京 コミュニティジェネレーター 石川 直宏さん、多摩少年院 元院長 青木 治 さん、株式会社一 中馬 一登(2025年3月)

ソーシャルチャレンジャー賞の受賞に際し、選考委員の方から下記のコメントをいただきました。
やり直しのききにくい日本の状況の中、少年院の入所者が増えている。取り残されがちな彼らを応援している大人がいることを伝えることが大きな励みになると思う。応援企業が昨年の23社から46社に倍増していることは、FC東京への信頼度の表れでもある。彼らが仕事を得て、立派な市民として生きなおすことができるように、他チームにも広げていただきたい。


 
 株式会社一 代表取締役 中馬 一登 メッセージ
 


少年院でのプログラムについて、「個人的には共感するけれど、企業として協力することはできない」とこれまで何度も言われてきました。

確かに現状の社会においては、株主やスポンサー、ユーザーの反応などを考えると、リスクが大きいと判断される理由もわかります。そういった反応を受けるたびに、出院後の少年たちがこの社会で生きていく難しさを体感してきました。

そんな中、Jリーグの皆さまが HIGH HOPEプログラムをソーシャルチャレンジャー賞に選んでくださったことは、本当に嬉しく、励みになります。自分たちが挑戦してきたことは社会を良くする取り組みなんだ、堂々と挑戦していっていいんだ、と改めて確認することができました。

「2025Jリーグシャレン!アウォーズ」をきっかけに、多くの方がHIGH HOPEの活動を知ってくださいました。クラウドファンディングの開催も重なって発信の機会が増え、応援の言葉をたくさんいただいています。前例のないところに「やってみよう」と踏み出してくれたFC東京さんに、心から感謝しています。

現在はアントレプレナーシップを育むプログラムの一環として、製品企画を実施しています。9月23日(火)に味の素スタジアムで行われるFC東京のホームゲームに向けて、少年たちとトートバッグのデザイン作成などを進めています。当日は、ぜひ会場にお越しください。

多摩少年院での取り組みは、社会構造を変革するための第一歩です。少年院は全国に40以上あります。今後、東京以外の地域でも、スポーツクラブなどと連携してプログラムを展開していければと思います。

また、院内のプログラムだけでなく、さまざまな角度から再犯防止・更生保護におけるオープンイノベーションに挑戦してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。


代表プロフィール

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158775/3/158775-3-7b67b0664a238d1039c696471660ea38-808x808.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

中馬 一登株式会社一 代表取締役
1987年京都生まれ。26歳で弟2人と株式会社MIYACOを設立。代表を10年間務め、2023年、世界を良くする事業を生み出すためにICHI INC.を設立。罪を犯した少年少女の可能性に光を灯す「HIGH HOPE」事業を立ち上げ、少年院でのアントレプレナーシップを育むプログラム運営や、刑務作業製品のブランド開発を行う。経済合理性が低いとされる課題の解決に挑み、社会に大きな希望を生むことを目指す。




 
 FC東京 コミュニティジェネレーター 石川 直宏 さん メッセージ
 


2020年に続き、このような名誉ある賞を再びいただけたこと、そして何より、活動を共に進めてくださったすべての関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。

これまでの多摩少年院との積み重ねの中で昨年からは「HIGH HOPE プログラム」を継続して行っています。

初回で少年たちに伝えさせていただいたのは、「誰かのために生きることは、回りまわって自分の人生においての新たな歓びや彩りにつながる」ということ。自分の頑張りには限界があります。私が18年間のプロサッカー選手生活を通じて体感し、学んだ大切なことのひとつです。

小さいころからの夢を叶えたとはいえ、その憧れた舞台で自分の生き様を示し続けるためには、歓びよりも苦悩や葛藤の方が断然多いのです。

そんな時にこそ顔を上げ、前を向き、周りを見渡した時に、一緒になって苦しみ、悲しみ、自分の人生に想いを重ねてくれた家族やチームメイト・スタッフ、心強いファン・サポーターの存在の大きさに気づくことができました。

「You'll Never Walk Alone...」

自分は決して独りじゃない。一緒になって人生を歩んでくれている多くのFC東京ファミリーと共に乗り越え、その先に待つ新たな景色を共に観たいと。そんな想いが自分にとっての新たなモチベーションとなり、どんなことがあっても諦めない姿勢やマインドに繋がりました。

私が、FC東京という存在が、少年たちにとっての心の支えであり、心の拠り所で在りたい。

私たちの想いが少年たちの生きる力となり、
少年たちの存在が私たちの生きる力となる。

この「HIGH HOPE プログラム」を通じて、今後もその様な関係を築いていきながら、少年たちとまだ見ぬ新たな景色を共に生み、共に観たい!!

被害者にも加害者にもならない
人と人が寄り添い、信頼や愛も持って共に支え合える
そんな社会の景色を目指して...
これからも継続して取り組んでいきます。
 

【 2025Jリーグシャレン!アウォーズ受賞一覧 】


●ソーシャルチャレンジャー賞
「NO PLANET,NO TOKYO」が描く未来。少年たちの夢を育む「HIGH HOPE」 / FC東京

●パブリック賞
”街なかスタジアム“開業に伴う、横川商店街の逆襲 / サンフレッチェ広島

●メディア賞
被爆地のプロスポーツクラブ(Jリーグクラブ・Bリーグクラブ)として、自治体・高校生とともに日本全国、世界、そして次世代へと発信する平和へのメッセージ / V・ファーレン長崎

●明治安田 地元の元気賞
ヴァンラーレ八戸『School Trip Day』 / ヴァンラーレ八戸

●クラブ選考賞
「“声”のチカラを起点に高齢者が輝き活躍する地域へ」O-60モンテディオやまびこ / モンテディオ山形

●ファン・サポーター選考賞
2,000人の“一歩”が次の日からの日常を変えていく!『TAKE ACTION Week!』 / アビスパ福岡

次回プログラム開催予定

日時:2025年5月21日(水)・6月4日(水) 13:10~15:10
場所:多摩少年院
   〒193-0932 東京都八王子市緑町670
内容:HIGH HOPEプログラム 製品企画 第4回・第5回
参加者:在院者 5名程度
 

法人概要

株式会社一(ICHI INC.)
代表取締役:中馬 一登
住所:〒602-0898 京都市上京区相国寺門前町643-6 風良都館3階
設立:2023年11月
「HIGH HOPE」webサイト:https://high-hope.ichi.jpn.com

 
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